ウィリアム・クレイヴァーリング＝クーパー (第2代クーパー伯爵)
第2代クーパー伯爵ウィリアム・クレイヴァーリング＝クーパー（英語: William Clavering-Cowper, 2nd Earl Cowper FRS、1709年8月13日 – 1764年9月18日）は、グレートブリテン王国の貴族。ホイッグ党に所属した[1]。
生涯[編集]
初代クーパー伯爵ウィリアム・クーパーと2人目の妻メアリー・クレイヴァーリング（Mary Clavering、1685年 – 1724年2月5日、ジョン・クレイヴァーリングの娘）の息子として、1709年8月13日に生まれ、14日に洗礼を受けた[1]。1723年10月10日に父が死去すると、クーパー伯爵の爵位を継承した[1]。1725年10月4日にオックスフォード大学エクセター・カレッジに入学、1728年6月28日にD.C.L.の学位を修得した[2]。
1732年5月11日、王立協会フェローに選出された[3]。その後、1733年から1747年まで寝室侍従を、1744年から1764年までハートフォードシャー統監を務めた[1]。1762年3月22日に母の兄弟が死去すると、その遺言に基づきクレイヴァーリングを姓に加えた[1]。
1764年9月18日にコル・グリーンで死去、10月2日に埋葬された[1]。息子ジョージ・ナッソーが爵位を継承した[1]。
家族[編集]
1732年6月27日、ヘンリエッタ・ドーヴァーカーク（Henrietta d'Auverquerque、1747年9月23日没、初代グランサム伯爵ヘンリー・デ・ナッソー・ドーヴァーカークの娘）と結婚[1]、1男1女をもうけた[4]。
- ジョージ・ナッソー（1738年 – 1789年） - 第3代クーパー伯爵、子供あり
- キャロライン（1773年6月2日没） - 1753年7月24日、ヘンリー・シーモア（Henry Seymour、1805年没）と結婚、子供あり
1750年5月1日、ジョージアナ・キャロライン・カートレット（Georgiana Caroline Carteret、1780年8月25日没、第2代グランヴィル伯爵ジョン・カートレットの娘）と再婚した[1]。
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, Herbert Arthur, eds. (1913). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Canonteign to Cutts) (英語). Vol. 3 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 483–484.
- ^ Foster, Joseph, ed. (1891). "Cowper, William, Earl Cowper". Alumni Oxonienses 1715-1886 (英語). Oxford: University of Oxford. p. 307.
- ^ "Cowper; William Clavering (1709 - 1764); 2nd Earl Cowper". Record (英語). The Royal Society. 2019年8月31日閲覧。
- ^ "Cowper, Earl (GB, 1718 - 1905)". Cracroft's Peerage (英語). 2 June 2003. 2019年8月31日閲覧。
| 名誉職 | ||
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| 空位 最後の在位者 エセックス伯爵
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ハートフォードシャー統監 1744年 – 1764年 |
次代 エセックス伯爵 |
| グレートブリテンの爵位 | ||
| 先代 ウィリアム・クーパー |
クーパー伯爵 1723年 – 1764年 |
次代 ジョージ・ナッソー・クレイヴァーリング＝クーパー |