正月

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正月(しょうがつ)とは、各の始めの数日間のことで、文化的には昨年が無事に終わったことと、新しい年を祝う行事である。正月行事を行ったり正月料理を食べて、盛大に祝う。日本では、1月1日元日のみを国民の祝日としているが、実際には少なくとも3日までの三箇日(場合によってはそれ以後の数日間も)を「お正月」と呼んで、事実上の祝日と同じ状態となる。

目次

[編集] 日本の正月

日本では各家や店舗また会社の門に門松を飾る風習がある。
日本の正月の一風景(2005年1月)

「正月」とは、本来1月の別名だが、現在は1月1日から1月3日まで(三が日=さんがにち)、または「松の内」(元々は1月15日まで、現在は一部では7日まで[1])を指すことが多い。また、1月20日までを正月とすることもあり、1月20日を二十日正月(骨正月)と呼ぶ。新暦の元日を軸とする「大正月」(おおしょうがつ)と旧暦の15日を軸とする小正月(こしょうがつ)と呼ぶものがある。大正月はまた大年(おおどし)、男の正月と呼ぶのに対して、小正月を小年(こどし)、女の正月と言うところもある。12月8日(関西では13日)を「正月事始め」と称して、正月準備が始まる。

  1. ^ 松の内の短縮については、寛文2年(1662年1月6日 (旧暦)、江戸幕府により1月7日 (旧暦)を以て飾り納めを指示する最初の通達が江戸の城下に町触として発せられており、それに倣った風習が徐々に関東を中心に広まったと考えられる。幕末の考証家である喜田川守貞は、この時同時に左義長(いわゆる「どんど焼き」)も禁止されていることから、松の内短縮発令の理由を注連飾りを燃やすこの火祭りによる火災の予防の一環だとしている。

1月1日を元日、元日の朝を元旦(がんたん)と呼ぶ。元日は国民の祝日となっているが、官公庁12月29日から1月3日までを休日としており、一般企業でもこれに準じていることが多い(銀行などの金融機関は、12月31日から1月3日までを(ATM等を除いて)休日とすることが多く、システムメンテナンスを行うため長くなる事もある。)。このため、公共交通機関はこの期間中は平日も含めて休日ダイヤで運行する傾向にある。一方、小売業では、1970年代頃までは松の内(関東)の頃(1月5~7日)まで休業していた店が多かったが、24時間営業コンビニエンスストアの登場などの生活様式の変化により、開店日は早くなり、1990年代以降は元日のみ休業し、翌1月2日から短時間体制での営業を始める店が多い。大型店など店舗によっては、短時間体制ながらも元日も営業することも多くなった。ほとんどの場合は1月4日ごろから平常営業に戻る。

かつてはと対応して、半年ごとに先祖を祀る行事であった。しかし、仏教の影響が強くなるにつれ、盆は仏教行事の盂蘭盆と習合して先祖供養の行事とし、対する正月は年神を迎えてそのの豊作を祈る「神祭り」として位置付けられるようになった。

数え年では1月1日に歳を1つ加えていたことから、正月は無事に歳を重ねられたことを祝うものでもあった。満年齢を使うようになってからはそのような意味合いはなくなり、単に年が変わったこと(新年)を祝う行事となっている。

[編集] 世界各地の「正月」

[編集] 欧米、キリスト教世界

[編集] 中国、東洋世界

[編集] インド、南アジア世界

[編集] 中近東、イスラム教世界

2006年の新年を祝う花火オスロ

[編集] 正月(新年初日)の歴史

古代ローマでは1年は10ヶ月で March が初月、1 March が正月(新年初日)であった。

紀元前713年頃、Numa Pompilius により January と February が加えられ、1 January が正月(年の暦は、January から December、現代英語を含むラテン語派生系言語の7月から12月は、ラテン語:(例として英語では)September, 7番目、October, 8番目、November, 9番目、December, 10番目、の意味))になったが、執政官には紀元前153年まで使われなかった。

紀元前45年ユリウス・カエサルユリウス暦閏年が無い)を導入、1 January がグレゴリオ暦同様、正月(新年初日)になった。

古代のローマ暦の 1 March を正月とする暦は、ヴェネツィア共和国1797年まで、ロシア988年15世紀の終わりまで用いられていた、ロシアでは15世紀の終わりから1700年西暦導入まで、9月1日が正月だった(ロシアではそれ以前、神話的世界の創造から年を数えていた)。

カトリック教会典礼暦では待降節初日が一年の始まりとされてきた。

フランス共和暦1793年1805年まで用いられた)では、秋分(通常9月22日)を正月(新年初日)とした。

中国では「正月」は太陰暦の1月を指す。日本での正月は中国では「正月初一」または「大年初一」いわゆる春節である。

[編集] 日本の旧正月

詳細は「旧正月」を参照

旧暦(日本では天保暦)の1月1日立春前後、グレゴリオ暦新暦)での2月頃}は旧正月と呼ばれる。中国韓国台湾ベトナムなどでは、新暦の正月よりも旧正月の方が重視され、お年玉もこの日に渡される。中国では「春節」、「過年」、「農暦新年」といい、ベトナムでは「テト」といわれる。テトとは「節」という漢字ベトナム語読みに相当する。また、旧暦1月のことを「正月」と呼び(旧暦では「正月」が正式名、「1月」が異名である)、旧正月を「正旦」ともいう。日本でも沖縄県鹿児島県奄美諸島などの一部地域では旧正月を祝う地方がある。

[編集] 正月に関する諺

  • 正月は冥土の旅の一里塚門松は冥土の旅の一里塚ともいい、「めでたくもあり、めでたくもなし」と続く。一休禅師の作と伝えられる)
  • 正月買い(正月に遊女などを買うと祝儀など余分な費用がかかる)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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