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「テクノストレス」の版間の差分

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'''テクノストレス'''({{lang-en|Techno stress}})とは、適応できないという不安や、[[インターネット依存症|依存症]]に対する不安の意味として提唱された<ref name="naid110003839407"/>。1984年にアメリカの心理学者クレイグ・ブロードが著書{{sfn|クレイグ・ブロード|1984}}にて提唱した用語である<ref name="naid110003839407">{{Cite journal |和書|author1=山室栄三 |author2=三浦正悦 |author3=横田等 |author4=山崎了司 |author5=中野義彦 |date=2005 |title=H101 VDT関連用語の適切な使用 : 「眼精疲労」と「テクノストレス」 : VDT健康影響関連情報の公開(1) |journal=産業衛生学雑誌 |volume=47 |issue=0 |pages=421 |naid=110003839407 |doi=10.1539/sangyoeisei.KJ00003804055 |url=http://doi.org/10.1539/sangyoeisei.KJ00003804055}}</ref>。同年に邦訳も発売されている。1980年代には、そうした不安や依存の例も多かったが、コンピュータ機器の普及により減った<ref name="naid110003839407"/>。
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次第に(コンピュータディスプレイを使った)[[VDT作業]]による疲労を指して使われるようになっている<ref name="naid110003839407"/>。
'''テクノストレス'''({{lang-en|Techno stress}})とは、[[コンピュータ]]や[[OA機器]]などとの関係が崩れたときに生じる[[病気]]の総称。


==出典==
コンピュータ社会に適応できていないのではないかと不安におちいるテクノ不安症、コンピュータなしでは生活が成り立たなくなるテクノ依存症、[[ディスプレイ (コンピュータ)|ディスプレイ]]を長時間使用することでおこる[[VDT症候群]]などがある。
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== 関連項目 ==
==参考文献==
*{{Cite book|和書|author=クレイグ・ブロード|translator=池央耿、高見浩|title=テクノストレス|publisher=新潮社|date=1984|isbn=4105173014|ref=harv}}
* [[情報オーバーロード]]
* [[産業革命]]
* [[人間疎外]]
* [[ブラック企業]]


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2018年6月10日 (日) 05:52時点における版

テクノストレス英語: Techno stress)とは、適応できないという不安や、依存症に対する不安の意味として提唱された[1]。1984年にアメリカの心理学者クレイグ・ブロードが著書[2]にて提唱した用語である[1]。同年に邦訳も発売されている。1980年代には、そうした不安や依存の例も多かったが、コンピュータ機器の普及により減った[1]

次第に(コンピュータディスプレイを使った)VDT作業による疲労を指して使われるようになっている[1]

出典

  1. ^ a b c d 山室栄三、三浦正悦、横田等、山崎了司、中野義彦「H101 VDT関連用語の適切な使用 : 「眼精疲労」と「テクノストレス」 : VDT健康影響関連情報の公開(1)」『産業衛生学雑誌』第47巻第0号、2005年、421頁、doi:10.1539/sangyoeisei.KJ00003804055NAID 110003839407 
  2. ^ クレイグ・ブロード 1984.

参考文献

  • クレイグ・ブロード 著、池央耿、高見浩 訳『テクノストレス』新潮社、1984年。ISBN 4105173014