路面標示

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
車線境界線から転送)
車両を誘導するために塗装された路面標示

路面標示(ろめんひょうじ、英:marking, road marking pavement marking[1])とは交通を整理、誘導、規制するために路面に設けられる塗装のことである。

日本の路面標示[編集]

韓国の路面標示[編集]

韓国における路面標示の事例

韓国では道路交通法施行規則別表6の5に路面表示の規定がある。以下は路面標示の例(括弧内の番号は別表に定められた番号)。

名称 番号 様式
中央線 501
Uターン区域線 502
車線標示 503
バス専用レーン 504
路面電車専用レーン 504-2
車線境界線 505
進路変更禁止 506
507
508
路上障害物 509
右折禁止 510
左折禁止 511
直進禁止 512
直進左折禁止 512の2
直進右折禁止 512の3
左右転回禁止 513
転回禁止 514
駐車禁止 515
駐停車禁止 516
最高速度 517
最高速度 518
徐行 519
徐行・駐車禁止 520
一時停止 521
前方優先道路 522
駐車方法 523
停車禁止地帯 524
左折の方法 525
526
527
528
横断歩道予告 529
停止線 530
安全地帯 531
横断歩道 532
533
自転車横断帯 534
自転車専用道路 535
学校あり 536
進行方向別通行区分 537
538
539
540
541
非保護左折 542
進路変更 543
登り坂斜面標示 544

原則として交差点での転回が認められておらず、上図の道路標識や539番の路面標示が無い場所では転回ができない[2]

青色の実線もしくは破線によってバス専用レーンが指定され、都市部の大通りや高速道路で規制が実施されている[2]

「非保護左折」とは、標識・標示がある場所では信号機が左矢印を表示していなくても対向直進車が接近していなければ左折しても良いというものである(韓国では通常は信号機が左矢印を表示していなければ左折できない)[2]

脚注[編集]

  1. ^ 高速道路調査会・交通工学研究会『交通工学用語辞典』(第2版)技術書院、1985年11月30日、205頁。 
  2. ^ a b c 韓国で自動車等を運転するにあたって”. 在大韓民国日本国大使館. 2018年12月15日閲覧。

関連項目[編集]