美術館 (パズル)
美術館(びじゅつかん)は、配置された数字と黒マスを元に盤面に電球を配置するペンシルパズルの一つである。 盤面の全ての白マスの、縦方向または横方向(または縦横両方向)に電球が存在するように配置するのが目的である。
他の多くのパズルと同様、解答は一意的に定まるように作られている。
ルール
- 数字のあるマスは黒マスであり、数字のあるマスと縦横に接する白マスにおかれた電球の数を表す。
- 電球からは縦横に光が出ていて、光は黒マスでさえぎられる。
- 盤面の全ての白マスには、電球がおかれるか、電球からの光が当たっている。
- 電球がおかれたマスには、他の電球からの光が当たってはいけない。
歴史
ニコリ95号に初登場。
解くコツ
美術館を解くのに試行錯誤は要求されない。多くの解答のためのパターンが存在し、解答者はそれを見つけていくことで容易に解けるようになる。
- 数字に接する白マスの数と、黒マスに書かれた数字が一致しているところでは、数字に接する白マスの全てに電球がおかれる。これは、解く上でのやさしい入り口の1つとなる。
- 電球から出た光が、別の数字の書かれた黒マスの手掛かりとなる問題は多い。
- いくつかの問題では、縦横のどのマスにも電球を配置することができないマスが存在する。このマスは電球に確定するため、新たなヒントを提示することになる。
- 3の斜めや盤面の外周に接した2の斜め、盤面の隅の1の斜めには、電球があると決められた数の電球が入らなくなってしまうため、電球が入らないマスとなる。これによって、電球が入るマスが決まることもある。
コンピュータゲーム
ハドソンから発売されているニンテンドーDS・パズルシリーズのVol.12に収録。2007年3月8日発売、価格は2940円(税込)。
また、同じくニンテンドーDS用ソフトでジャレコが2006年9月28日に発売した「眠れない夜とパズルの日には…。」にも美術館が収録されている。