状況学習

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Sammy Of Blue (会話 | 投稿記録) による 2016年2月4日 (木) 03:13個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (124.45.20.79 (会話) による ID:58488887 の版を取り消し(荒らし行為))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

状況学習(じょうきょうがくしゅう、: Situated learning)は、実践共同体の中での学習モデルとして、ジーン・レイブとエティエンヌ・ウェンガーによって最初に提案された。単純化すれば、状況学習は、まさにその学びが適用されている文脈の中で起こる学びである。レイブとウェンガー(1991)は、学習を、単にある個人から別の個人に抽象的で文脈から切り離された知識が伝達されるものとして捉えるのではなく、知識が共同構築される社会的過程として捉えるべきであると主張する。そのような学習は、特定の文脈を持つ状況と、特定の社会的・物理的な環境の中に埋め込まれたものである。

関連項目