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日月穴(じつげつけつ)は、足の少陽胆経に属す24番目の経穴である。
部位
乳頭線上で、第9肋骨付着部位の直下にある期門穴の下5分(約1センチ)
名前の由来
胆経の募穴であるが、胆は陽で五行の木であり、八卦の震に相当し、方角では東である。別名神光ともいうことから、日月の上る方角を表したとする。また、陰(腹側)と陽(背中側)の境目、上半身とか半身の境目なので、陰と陽の代表の月と日を並べて命名した可能性もある。
効能
胆嚢炎や胆石の痛み、肋間神経痛などに利用される。
その他
胆経の募穴であり、胆経と足の太陰脾経が合流している。