寒窓寺

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 寒窓寺
所在地 岐阜県海津市南濃町上野河戸207
位置 北緯35度12分33.8秒 東経136度36分56.8秒 / 北緯35.209389度 東経136.615778度 / 35.209389; 136.615778座標: 北緯35度12分33.8秒 東経136度36分56.8秒 / 北緯35.209389度 東経136.615778度 / 35.209389; 136.615778
山号 菩提山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
開山 行基
中興 小笠原貞信
文化財 市指定:武装半跏像、釈迦如来立像、安堵状
法人番号 6200005005571 ウィキデータを編集
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寒窓寺(かんそうじ)は、岐阜県海津市南濃町上野河戸にある釈迦如来を本尊とする臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は菩提山。高須藩主小笠原氏ゆかりの寺。

奈良時代に行基が開いたという伝説がある。臥龍山菩提寺と呼ばれたこの寺は中世に廃絶したという。江戸時代に入り、高須藩主となった小笠原貞信承応3年(1654年)に没した息女の寒窓寺殿霜山月清大姉を追福するために再興した。

寺宝として市指定の文化財となっている平安時代の武装半跏像と小笠原氏の菩提であり大正時代に廃寺となった禅海寺から移された阿弥陀如来の頭部、鎌倉時代の釈迦如来立像を所蔵する。また、小笠原貞信より下された安堵状も文化財に指定されている。

参考文献

  • 南濃町『南濃町史』p.985