妖精の軟膏
妖精の軟膏(Fairy Ointment)又は妖精の乳母(The Fairy Nurse)はJoseph Jacobsにより集められた英語の童話の一つである。 Andrew LangのThe Lilac Fairy Bookに多数の類似した話が収録されている。
この軟膏は人間が妖精を見ることにできるようになるもので、ファンタジー作品などにしばしば登場する。
概要
産婆は妖精、もしくは攫われてきた人間の女性のお産の為呼びだされる。赤ん坊は生まれ、赤ん坊の目にすりこむ軟膏を与えられる。 誤って、あるいは好奇心で片目、もしくは両目にその軟膏をすり込んでしまう。 これにより、彼女の目の前に見えている家は本当の姿を現す。 ときおりコテージが巨大な城になったりするが、大抵は城が惨めな洞窟になったりする。
最後には産婆は妖精の正体を見てしまい目を潰される、または自ら両目に軟膏をいれてしまうことが多い。