修正重力理論

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修正重力理論(しゅうせいじゅうりょくりろん、MOG)あるいはスカラー・テンソル・ベクトル重力(STVG)とはジョン W.モファット(デンマーク人)が提唱した重力理論。

ダークマターダークエネルギーがいつまでも発見されないのは、アインシュタイン一般相対性理論が間違いだという理論。

理論の骨子は「重力定数は一定ではなく、距離により変化する」という点。

太陽系程度の近距離では重力定数はほとんど変化しないが、銀河などの天文学的な遠距離になると重力定数はかなり上昇し、

重力はこれまでニュートン万有引力から得られていた値より大きくなるという理論。

この理論が正しいのであれば、ダークマターダークエネルギーを仮定する必要はなくなる。

また、現在の天文学において謎とされているパイオニア・アノマリーの答えになる可能性もある。

【HELP】修正重力理論が修正ニュートン力学の一種なのかが不明です。

参考文献

重力の再発見 John W. Moffat著