上野誠一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。106.181.157.229 (会話) による 2020年1月27日 (月) 07:05個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

上野 誠一(うえの せいいち、1888年明治21年)- 1971年昭和46年))は日本化学者。研究は油化学分野。特に米糠油の成分や精製法の研究を行い、食用油や菓子・人造バターなどの食品原料や化粧品原料などの工業化に貢献した。

1909年に大阪高等工業学校応用化学科を卒業後、農商務省工業試験所に技手として勤務し,1916年に横浜魚油株式会社技師長兼工務部長に就任,1917年9月~1918年1月にアメリカ,カナダに出張し,1918年9月に早稲田大学理工科講師を嘱託され,1923年に大阪高等工業学校講師となり,1929年に大阪工業大学教授に就任した。その後、1945年に大阪帝国大学工学部長(~1946年)に就任した。