ルアーテーパー

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ルアーテーパーを利用した注射器。筒がオスルアー、針がメスルアーとなっている。

ルアーテーパー (luer taper) は、国際的に使用されている接続方法のひとつ。オスルアー (male luer) と、メスルアー (female luer) の2種類があり、差し込むだけで簡単に気密性のよい接続ができる。注射器などの医療機器、理化学器具を中心に広く採用されている[1]

接続口は直径約 4mm の円形で、6/100 のテーパーを持つ。詳細はISO 594 [2]で規定されている。

単純なはめ込み式のもののほか、より引張りに強いねじ式のものなどが利用されている。形状やメーカーによって、ルアーアダプター、ルアーロック、ルアーコネクター、ルアーフィットなど、様々な呼び方がされる。

脚注

  1. ^ 一例として、厚生労働省 審査管理課関連通知,「滅菌済み輸血セット基準等について」-「滅菌済み注射筒基準 図」および「滅菌済み注射針基準 図」, 1998年12月11日.
  2. ^ ISO 594:1986 "Conical fittings with a 6 % (Luer) taper for syringes, needles and certain other medical equipment" [1]