ハナジロメジロザメ

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ハナジロメジロザメ
保全状況評価[1]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: メジロザメ科 Carcharhinidae
: ハナジロメジロザメ属 Nasolamia
: ハナジロメジロザメ N. velox
C. H. Gilbert, 1884
学名
Nasolamia velox
C. H. Gilbert, 1884
シノニム

Carcharhinus velox Gilbert, 1898

英名
Whitenose shark

 The whitenose shark (Nasolamia velox)

概要

特徴 体は細長い。吻端は尖る。両鼻孔は近接し、その間隔はほぼ鼻孔径に等しい。第一背鰭起部は胸鰭内縁上にある第二背鰭は第一背鰭と比べて非常に小さく、臀鰭と対在する。臀鰭は第二背鰭より大きい上顎歯は外方に折れ曲がった三角形状で、鋸歯がある。下顎歯は細長い。体は一様な灰褐色から淡褐色で、吻端背面には白く縁取られた黒点がある。

生態 沿岸域から水深190m位までの大陸棚に生息し、東部太平洋の熱帯海域に分布する。

   また、胎盤タイプの胎生で、5尾ほどの子を生み、成長すると、最大で全長1.6mを越える。

ギャラリー

脚注

  1. ^ Ruiz, C., Arauz, R., Pérez-Jiménez, J.C., Castillo-Geniz, J.L.& Soriano-Velásquez, S. (2009). Nasolamia velox. The IUCN Red List of Threatened Species doi:10.2305/IUCN.UK.2009-2.RLTS.T161355A5405297.en