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トレシー顧問団(The Tracey Mission)は、幕末に幕府海軍の訓練のために招聘された、イギリス海軍の軍事顧問団。
顧問団は、江戸幕府の依頼により、幕府海軍の訓練のため、具体的には築地の軍艦操練所の教官として、1867年に来日した。顧問団はリチャード・エドワード・トレーシー中佐(Richard Edward Tracey)以下12人の士官・下士官より構成されていた。しかしながら、来日直後に戊辰戦争が勃発し、英国は局外中立を宣言したため、顧問団は翌年に帰国した。