ソユルガトミシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022年9月7日 (水) 11:30; 2400:4053:2042:db00:497c:ef74:dfae:12e8 (会話) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

ソユルガトミシュ(? - 1388年)は、ティムールによって擁立された西チャガタイ・ハン国の君主(在位:1370年 - 1388年)。
かつて西チャガタイ・ハン国の有力者カザガンがハンとして擁立し、その後殺害したダーニシュマンドの息子で、オゴデイ系の人物[1]

1366年頃から活動が史料上に見られ、ティムール配下の優秀な武将であった[1]ティムールの覇権が確立した1370年に西チャガタイ・ハン国の名目上の君主として擁立された。

1388年、病没。

脚注[編集]

  1. ^ a b 川口琢司『ティムール帝国』p.53
先代
アーディル・スルターン
西チャガタイ・ハン国のハン
1370年 - 1388年
次代
スルタン・マフムード