スタンドオフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。133.19.127.41 (会話) による 2013年12月17日 (火) 10:52個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

スタンドオフ (stand-off または standoff) は、ラグビーのポジションのひとつ。通常、背番号は10番。

概要

国際的にフライハーフと呼ばれることが多い。これ以外にも、国によっては「ファースト・ファイブエイス」 (first five-eighth)、「ファイブエイス」 、「ファースト・ファイブ」 (first five) 、「アウトサイド・ハーフ」 (outside half) などという呼び方がある。

スクラムモールラックなどの密集からボールが出てきたときに最初にボールを受け取る役回りであり、受け取る瞬間はノーマークであるため、パスパント、突破と様々なプレーを選択でき、そのプレーが攻撃の基点になることから、一般的に、司令塔と言われているポジションである。ボールハンドリング、キック、ステップワークなど多種多様かつ正確巧緻な技術、長い距離を走るスピードよりも短い距離でトップスピードに到達する俊敏性が求められる。

スクラムやモールには参加せず、守備時においては、相手のスタンドオフをマークし、プレッシャーをかけることで相手のミスの誘発やプレーを遅らせる役目を担う。