ジーン・アーマー・ポリー

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ジーン・アーマー・ポリー(Jean Armour Polly)は司書であり、「Safe Internet services」シリーズの著者である。「Surfing the Internet」はプロジェクト・グーテンベルクで公開されている[1]1991年からインターネットのアクティブユーザーである[2]

彼女は1974年にシラキュース大学で中世学について学士号を、また1975年同大学にて図書館学の修士号を取得した [3]

1992年6月にミネソタ大学ツインシティー校 Wilson Library Bulletinに"Surfing the INTERNET"という論文を発表。「インターネットをサーフィンする (surfing the Internet)」という表現をしたことで「ネットサーフィン」という造語を生み出し、普及させたキーパーソンである。インターネットの先駆者Mark McCahill, が、同じ表現を数か月前の1992年2月から使っていたことに起因する[4][5][6]

ポリーは有名な『The Internet Kids & Families Yellow Pages』(Harley Hahnによるシリーズ“Harley Hahn’s Internet Yellow Pages”から派生)の著者である。彼女の家族や子どもに関する長年の取り組みにより、しばしばインターネットの「母」とも呼ばれる[7]

彼女はNYSERNetの公共サービスディレクター、インターネット大使を務めた(1992-1995年)、またインターネットソサエティ(1993〜1996)およびICANN 全米諮問委員会(ALAC)(2004〜2006)、ならびにICRAの役員を務めている。

ニューヨークシラキュース付近に住み、インターネットサイト「Net-mom」の運営をしている。

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