偽軍
かいらい軍、日本傀儡軍(にほんかいらいぐん、中国語: 日伪軍)とは、中国で発生した日華事変(抗日戦争)時に、日本の支那派遣軍(中国語: 侵華日軍)占領区人民からなる日本軍の軍事活動に協力した傀儡軍を指す[1]紅軍で用いられた呼称。
時期によって各地の傀儡軍の名前はそれぞれ異なり、有名なのは「皇協軍」、「保安隊」、「警備隊」などの呼称がある。
解説
日本傀儡軍は主に汪精衛の政府軍、華北政務委員会治安軍と満州国軍を指し、兵力は合わせて約118万6000人で、在中日本軍の数を上回っている。
一部の傀儡軍は都市に駐留し、占領区政権の維持を担当している。
ほとんどの傀儡軍は華北地区に派遣されて「掃討する」あるいは「治安強化作戦」を行い、その中の多くの傀儡軍は華北地区で庶民に対する大虐殺活動に参加した。この皇協軍というのは、皇軍に協力する中国軍[2]
脚注
- ^ https://mhsj.org/wp-content/uploads/2018/07/kantougen49-2.pdf
- ^ 平井 巳之助『老根拠地にて―わが八路軍体験記』田畑書店、1979年。ASIN B000J8GFSO。