GNU C Compiler
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GNU C Compiler は、GNUコンパイラコレクションに属するC言語用のコンパイラの名称である。UnixやLinuxでC言語の開発をする際は主にこのコンパイラが用いられる。
不具合や問題への対処法
文字列の閉じ忘れ
clang.c:8: unterminated string or character constant
clang.c:6: possible real start of unterminated constant
このようなエラーの場合は、文字列のダブルクォーテーションを閉じ忘れているので、文字列のダブルクォーテーションを追加することでなおる。
利用例
以下のソースコードをhello.cとする。
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *args[])
{
printf("Hello, world!\n");
return 0;
}
保存した後は、以下のコマンドをシェルなどから入力する。
$ gcc hello.c
このコマンドを実行すると、カレントディレクトリにa.out
というファイルが作成される。
これを実行するには、
$ ./a.out
と入力する。
主なオプション
実行可能ファイルの名前を変更
-o
オプションを使用することで、出力されるファイル名をa.out
から変更できる。
例えば、
$ gcc hello.c -o hello
と入力することで、hello
という実行可能ファイルが作成される。
オブジェクトファイルを作成
-c
オプションで、オブジェクトファイルを作成できる。
$ gcc -c hello.c
と入力すれば、hello.o
というオブジェクトファイルができる。
最適化
-O1
や-O2
オプションなどを用いると、最適化が使用できる。