日本語: 1943年9月16日に川崎車輌兵庫工場で完成された車体。製造番号は2867、車体番号は769。9月25日に東京局配属で宇都宮区へ配置されたのち、高崎や白河へ貸し出し、富山、木曽福島の各区へ異動。長工式集煙装置を1968年に取り付けたが、4年後に木曽福島で廃車となった。直後に長野鉄道管理局長と長野県麻績村長との間で無償貸与の契約が締結され、さらにその2日後には回送された麻績駅から6kmの坂道を日本通運松本支店のトレーラーにより2時間かけて聖博物館に輸送された。屋根は基本的になく一時的に日本風の瓦のものが設置されたりしていた。2012年頃には横に麻績駅の駅名標を似せたものも設置されていた。2014年には駅名標を撤去し塗装の修復が行われ、2016年に現在の屋根が設置された。東筑摩郡麻績村麻聖にある聖博物館の屋外に展示されている。