ノート:空軍資材コマンド

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

記事名について[編集]

以下に本記事名に決定した背景と理由を示します。

「コマンド」

WebでAir Force Materiel Commandに相当する日本語名を確認しました。

「Command」の訳としては「コマンド」としている他にも、「集団」、「軍団」がありました。
また、Wikipedia上でも米軍の組織名の「Command」を「軍団」としているものがありました。

さて、以下に集団や軍団を選ばなかった訳を示します。

20世紀末からは、空軍だけに限らず米国の四軍全てが、国軍を運営するための行政組織として機能しており、戦闘の作戦指揮は地域別や専門別の統合軍(Unified Combatant Commands)の下に行なわれる。

作戦行動を担うアメリカ中央軍(United States Central Command、USCENTCOM)のような統合軍(en:Unified Combatant Command、UCC)と、作戦には直接関与しない米空軍資材コマンド(Air Force Materiel Command、AFMC)のようなコマンドは同じ「Command」であるため混乱するが、まったく別の組織上の分類に属している。

平時・戦時を問わず戦闘部隊やそれ以外の部隊を含む(統合軍司令部を除く)すべての将兵は統合軍以外のいずれかの「Command」に属しており、特に戦闘が必要な時には統合軍が適切な戦闘部隊等を選んで指揮下に配する。つまり、戦闘部隊等は同時に2種のCommandに属することがあるマトリックス・マネジメントが行なわれている。

統合軍以外の「Command」は、後方支援部隊の運用と、戦闘部隊でも「編成・訓練・戦闘・休養」のサイクルの内、戦闘以外の編成・訓練・休養の期間の命令権と全期間通じての訓練計画と実施、人事、給与、賞罰、福利といった管理的な軍事行政を担っている。

おそらく上記で使われている「Command」単体の訳には日本語での感覚では「司令部」が最も近いが、各統合軍の名称として(アメリカ中央軍のように)「軍」の文字を当てるのは、それが司令部だけでなく配下の戦闘部隊全てを含んで使用される方が多く、また統合軍の規模は軍団の上位の「軍」の規模に相当するとも考えられるために、妥当な訳であるといえる。

一方、戦闘作戦には直接関与しない米空軍資材コマンドのような「Command」の訳に「軍」や「軍団」を当てることは、戦闘能力や作戦指揮権の保有を示すので不適当と考えられる。数万人規模の組織でありながら戦闘作戦の指揮系統に関係しないものを表わす適当な日本語がないために、「コマンド」を使う以外に方法が無いと考えられる。「集団」は漠然としており、すでに「コマンド」を使った表現が多少一般化しているので、コマンドの方が良いと考える。

米軍の上級組織は名称に「Command」を持つものが極めて多く、これら全ての日本語訳に軍や軍団を当てるとすれば、軍や軍団だらけで上部も下部も軍、軍団の名称が2つ3つ連なった特異な組織図が出来上がる。(おそらく、これらの多くには「コマンド」を当て、一部は「司令部」か「部隊」を当てることが適当と思うが、本項とは別に議論すべき課題である。)

「資材」

「Material」の訳として、「資材」の他にも「物資」や「軍需物資」というものも考慮しました。Web上では「米空軍軍需品・資材コマンド」としているものがありましたが、「資材」が最も多く、これを採用しました。私の日本語感覚では、資材よりは物資の方が武器を含むイメージが強いと思えるのですが、特段に反対するほどの違いもありません。

「米」

翻訳元の英語版での名称「Air Force Materiel Command」をそのまま訳せば「空軍○○○○」となって「米」は付かないが、アメリカ合衆国の記事であることを示すためにアメリカ合衆国以外の意味を(Rice以外は)まったく持たず端的に表現できる「米」を付けました。

上記のように、本記事の名前は「米空軍資材コマンド」としましたが、この選択に異論がある方もいるかと思いここで背景と理由を示しました。--Tosaka 2008年10月15日 (水) 12:02 (UTC)[返信]

空軍特殊作戦軍団空軍サイバー軍団を照らし合わせると、「空軍資材軍団」の方が合致するように思いますが、判断が難しいですね。個人的には、無理に訳さず、「空軍マテリアルコマンド」あたりでもいいと思います。ここらへんを統一表記にするには、ウィキプロジェクト 軍事か軍事史あたりで提案を行って意見を募ってみる必要がありますね。--sabulyn 2008年11月2日 (日) 08:47 (UTC)[返信]