イェンゼンの不等式
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イェンゼンの不等式(いぇんぜんのふとうしき、英語: Jensen's inequality)は、凸関数を使った不等式である。
f(x) を実数上の凸関数とする。
離散バージョン:
を、
を満たす正の実数の列とする。また、
を、実数の列とする。そのとき、次が成り立つ。
連続値バージョン:
を、
を満たす実数上の可積分関数とする。また、
を実数上の可積分関数とする。そのとき、次が成り立つ。
ルベーグ積分論の観点では、 離散の場合も連続の場合も同一に見倣せる。
証明は、f の
における接線を g とおいて、常に g(x) が f(x) よりも小さいことを使えばよい。
統計学において、式の下限を評価するさいに、一定の役割を担っている。例えば、カルバックライブラーダイバージェンスが常に 0 より大きいことを証明するときに用いられる。p(x) が確率密度関数の場合を考えると、イェンゼンの不等式は次のように書ける。
なお、イェンゼンの不等式から、相加相乗平均の不等式などを導くこともできる。


![E[f(y)] \ge f(E[y])](http://upload.wikimedia.org/math/e/5/f/e5fcfb1f6b677dbbab3611ad38ee6010.png)