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チオエステル加水分解酵素(Thioesterase)とはエステル加水分解酵素のうち、チオエステル基に特異的に作用するものである。この酵素は水の存在下でチオエステル基を切断し、酸とアルコールに分解する。チオエステル加水分解酵素はE.C.3.1.2.に登録される。
種類
例えば、アセチルCoA加水分解酵素、パルミトイルCoA加水分解酵素、スクシニルCoA加水分解酵素、ホルミルCoA加水分解酵素、アシルCoA加水分解酵素、ユビキチンチオエステル加水分解酵素が知られている。
ヒトのチオエステル加水分解酵素の遺伝子を以下に示す[1]。
ACOT1, ACOT2, ACOT4, ACOT6, ACOT7, ACOT8, ACOT9, ACOT11 (STARD14), ACOT12 (STARD15), OLAH, PPT1, PPT2, THEM2 (ACOT13), THEM4, THEM4P1, THEM5
脚注
外部リンク
- thioesterase I - MeSH・アメリカ国立医学図書館・生命科学用語シソーラス(英語)
- thioesterase II - MeSH・アメリカ国立医学図書館・生命科学用語シソーラス(英語)