村越敬

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村越 敬
国籍 日本
出身校 北海道大学
著名な実績 追い出し部屋の内部基準を作成と実施
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村越 敬(むらこし けい)は、日本化学者で、北海道大学大学院理学研究院・大学院理学院・理学部化学部門の教授。[1]。電気化学会の 代議員。北海道大学理学部化学科において、複数の大学教員を自己都合退職させるため、追い出し部屋へ追いやったと報道されている [2]

追い出し部屋の設立とハラスメント[編集]

村越は複数の大学教員を自己都合退職させるため、追い出し部屋へ追いやったと報道されている[3]。 化学科の所属教員に対し、教授が定年退職や異動などで不在になった場合、残った准教授や助教ら教員を「旧スタッフ」「旧研究室スタッフ」と呼んで区別[4]

村越が作成した内部基準[5]。 ・新任教授は研究室で旧スタッフを引き受けない ・合意を得た上で教授退職後、1年間をめどに居室を移動する ・研究活動継続のために1人当たり50平方メートル目安で研究環境を確保 ・新たな学生は配属しない ・既存研究室に所属はするが、研究室業務は原則担当させない

学歴と職歴[編集]

  • 1986年 北海道大学, 理学部, 化学第二学科 科 卒業
  • 1987年 北海道大学, 理学部, 化学第二学科研究生
  • 1989年 北海道大学, 理学研究科, 化学専攻博士前期課程
  • 1992年 北海道大学, 理学研究科, 化学専攻博士後期課程
  • 1992年 大阪大学工学部助手 助手
  • 1998年 大阪大学大学院基礎工学研究科, 助教授
  • 2003年 北海道大学, 大学院理学研究科, 教授

脚注[編集]

参考文献[編集]