コクシエラ属
コクシエラ属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Coxiella Philip 1948 | ||||||||||||||||||
タイプ種 | ||||||||||||||||||
コクシエラ・バーネッティイ Coxiella burnetii (Derrick 1939) Philip 1948 (Approved Lists 1980) | ||||||||||||||||||
種(2021年9月現在) | ||||||||||||||||||
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コクシエラ属又はコキシエラ属(Coxiella)はグラム陰性の芽胞形成偏性細胞内寄生性細菌である。生態がリケッチア属に類似していたためかつてはリケッチア科であったが、遺伝子の解析により再分類されて2015年現在はコクシエラ科に属し、その基準属である。コクシエラ・バーネッティイ(Coxiella burnetii)のみが知られている。名称はアメリカの微生物学者、ハロルド・コックスに因む。GC含量は43。
脊椎動物や節足動物に寄生し、病原性がある。ヒトの場合、Q熱の病原体となる。偏性細胞内寄生性であるが、芽胞を形成するため、細胞外でもある程度の期間生き延びることができる。そのため、飛沫感染が可能である。
参考文献[編集]
- Michael T. Madiganほか著、室伏きみ子、関啓子監訳『Brock微生物学』オーム社、2003年4月。ISBN 9784274024887。 NCID BA61734511。
- 発酵研究所監修、大嶋泰治ほか編『IFO微生物学概論』培風館、2010年12月。ISBN 9784563078119。 NCID BB04312618。