Wikipedia:査読依頼/浸透探傷試験 20210802

浸透探傷試験 - ノート[編集]

改稿したため査読依頼に出します。穴だらけだと思いますので、より良くするためにご指南いただきたく存じます。よろしくお願いいたします。--統星会話2021年8月2日 (月) 05:29 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
【感想】 ──専門外の方による感想。
【その他】 ──表記・文体など
  • 「穴だらけだと思います」とのことですが、現在の記述はかなりの文量で非常に充実した状態であり、これ以上の加筆というよりも、むしろ既存文章の整理や推敲(可能ならば画像追加)などをして改良を行うステージにあると思いました。
  • 記事の全体的な構成や流れ自体はうまく完成されており、指摘はありません。
  • 以下は現状の記事で説明が過剰で記事を重たくしていると思う点です。
  • 百科事典記事としてどこまで詳細に書くべきかという問題はとても難しくて常にわたしも悩むところですが、個人的にこの記事で過剰に詳細を含んでいると思った大きな部分は「§対比試験片」で、この辺りに書かれている試験片の細かい仕様の話は百科事典には過剰かなと思いました。私だったらこの辺はもっと端折ります。
  • あと、「§装置」における、「現像剤のエアゾール缶内にはビー玉やペレットが入っており、使用前に缶を撹拌することで、缶内が十分にかき回される仕組みとなっている」とか、「特に寿命はランプの点灯回数が影響するため、必要以上の点滅を避け、試験中は常に電源を入れておくことが望ましい」とかも、そこまで細かいこと別に書かなくてもいいんじゃないかなと思いました。
  • 最近の私の中の一つの結論ですが、「百科事典記事的な読みやすさのために、実務者向けのかなり細々した説明の類は省く」のが吉だと考えています。そもそも実務者はきちんと原典にあたって読むべきですし。
  • 逆に、加筆の観点からいうと、PTが使われている具体的な製品や具体的な業界の例をもっと盛り込むと良くなるように思いました。「§適用範囲」にどういうものに対して使うかは説明されていますが、具体例の話を差し込むと、読者にとってイメージがわきやすくなり、興味深さがグッと増すかと思います。
  • これも書ければの話ですが、個人的にMTとの使い分けの話をもう少し詳しく知りたいです。非磁性材料に対しても適用できるのがPTのメリットでしょうが、鉄鋼に代表される磁性材料に対してはどう使い分けるのか? うろ覚えなんで間違っているかもしれませんが、初期段階の疲労き裂などのような小さい傷はMTの方が分かりやすいという話を非破壊検査をやっている人から聞いたことがあります。
  • あと、注釈になっている「染色浸透探傷試験は長さ1㎜[6]、深さ30μm[10]、幅1μm[6]程度、蛍光浸透探傷試験では深さ10μm[10]程度のきずまで検出可能。」は、おそらく原理上の話とはいえ、PTがどこまで小さい傷を検出できるのかというけっこう本質的で重要な特性の話だと思いますので、注釈にせずに本文で記した方がいいと思います。
  • 全体的に日本の非破壊検査の参考資料に偏っている気がしたので、Wikipedia:日本中心にならないようにの観点から、手元の ASTM E165-02 とざっくりと見比べてみました。非破壊検査に関して素人なので断言できませんが、全体的な手順や推奨値などほぼ同じようです。現行の JIS Z 2343 もISO適合規格なので、国際的な統一がけっこう達成されている分野なのかもしれませんね。可能ならば海外の検査要領もチェックして、日本と違う点があるようなら「日本(JIS)では○○である。どこどこでは□□である」みたいに書き分けると正確性が増すと思います。--Yapparina会話2021年8月11日 (水) 11:31 (UTC)[返信]
  • Yapparinaさん、ご指摘くださりありがとうございます。以下の通りに手を加えてみました。
  1. 対比試験片については、「§装置」の中に器具のひとつとして組み込み、各試験片の説明を省きました。
  2. 全体的に過剰となっている部分を大幅に除去しました。自分が見た感じで、ですので他の方から見れば、まだ過剰に見える部分があるかもしれません。
  3. MTとの使い分けについて加筆しました。また注釈となっている部分を、注釈を解除して本文に記しました。
  • PTが使われている業界・製品の例や、海外との違いなどについては調査中です。ただ文献があまり充実していないのと、私が外国語が全くダメであるため、海外の資料を参考にする必要がある場合は加筆できないかもしれません。あと、ASTMについては手元の資料に載っているものがあったため、時間が出来たら追加してみようと思います。--風の竜王会話2021年8月22日 (日) 10:00 (UTC)[返信]