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Wikipedia:井戸端/subj/「ローカルルール」について

「ローカルルール」について[編集]

他のノートページで書いたのですが、怒られたので井戸端にて提言します。

ウィキペディア日本語版ではちょっと先走った編集があるとすぐに性急な編集だ、こういうのはローカルルールで禁止すべきだという方向になりがちのように思います(個人的にはこうした編集は通常の編集や検証可能性 など既存の方針をもって対応すべきと考えます)。しかもこうしたローカルルールは一度定められると、見直しや廃止は連載(放送)終了までまずなされません。こうなると自由な編集が著しく制限され、記事の成長が妨げられてしまいます。ちょっと困ったことがあるとすぐローカルルールというこの悪しき慣習は変えられないものでしょうか。--Avanzare 2009年7月3日 (金) 13:22 (UTC)[返信]

サブカル分野の事情は詳しくなく、ローカルルールを設けようとする一部の習慣をなくす効果的な方法も分かりませんが、分かっていることのみコメントします。ご存じかもしれませんが、現在Wikipedia:性急な編集をしない廃止提案がなされています。もし廃止になれば、少なくともこれに基づくローカルルールは根拠を失うのではないでしょうか。--Penn Station 2009年7月3日 (金) 13:45 (UTC)[返信]
コメントウィキペディアでは困ったときにはローカルルールを作って解決しましょうという方針やガイドラインはないのですから、作らないでいいとか、記事の成長を妨げないような形にもっていくことを考えるとか、個別にやっていくしかないと思います。
全体的に、ルールを作らないといけない、決めたらそれを守らなければいけない、という風潮があるようには思います。それは、いちいち対応することを放棄して、わかりやすく排除しようということではあるけれど、同時に、労力を軽減しているということでもある。ついつい性急な編集が起こりがちな記事では、執筆者のコミュニティによって自制的に振舞う、というのも、信頼性を保つなどといった点では、重要だったりします。結局は、その記事に関与している執筆者のみなさんがどういう姿勢で臨むかってことの反映というか。
先走った編集があった時に、なんでそれがウィキペディアでは求められないのか、というのを、その執筆者に対して説明して理解してもらえれば、ローカルルールはいらないし、記事の発展に協力してもらえる執筆者が増えるということになる。というわけで、まずは、その説明するという作業を、自分で担ってみる、というところから、こつこつとやってみるというのが、ひとつの解決法だと思います。大変だけど、それをやらなきゃ、とも思う。--Ks aka 98 2009年7月3日 (金) 13:56 (UTC)[返信]
コメント実際にローカルルールを作った事のある立場からコメントします。
私が深く関わったノート:BLEACH/ローカルルールの場合、破面の無期限全保護が作成の発端となっていますが、その時期はWikipedia:保護の方針/仮運用の運用が始まった事もあって、サブカルチャー関連記事において無期限全保護がかなり安易に用いられる傾向にあり、しかも一旦保護されてしまうとちょっとやそっとの事では解除される事がありませんでした。(当時の破面の保護解除依頼の様子)そのため、保護を解除してもらう為に速報の抑制と再発防止に向けた合意の明文化として、また無期限全保護を回避する為に(言い方は悪いですが、管理者に目を付けられない様に)利用者間でローカルルールが作られるようになり、だいぶ薄れはしましたが現在もその風潮が残っています。
Penn Station氏のご指摘の通り、当時の風潮からルールの多くはWikipedia:性急な編集をしないが根拠の一つに取り入れられていますので仮にこれが廃止されれば流れが多少変わってくるかもしれませんが、性急保護の運用中に利用者に植えつけられた最新情報に対する悪い印象がどれほど拭い去れるか、どれだけの人間がルールの排除に動くか(ノート:BLEACH/ローカルルールも現在廃止提案中)という問題もあります。かえって「正しい速報のやり方」みたいな文章があると速報に否定的な利用者も考え方が変わり、もっとスムーズに事が運ぶかもしれませんね。--cloudberry 2009年7月6日 (月) 09:28 (UTC)[返信]
コメントいくつかの(アニメ作品の)ローカルルール作成に関わったものとしてコメントしますと、通常の対応では処理しきれない頻繁な編集や、リバートで編集合戦になる可能性を少なくしようという考えから(または実際に保護がなされた現状を見て)、ローカルルールは作成しています。場合によっては、その違反記述への対処方法についての制限を主目的としている場合もあります。個々に担う労力を軽減するということも目的の一つだと思います。公式な方針・ガイドラインに沿った上で、サブカルの記事に特に関係のある部分を抜き出して、場合によっては期間の制限を加えることもあります。この期間の制限については、根拠のひとつとしてWikipedia:性急な編集をしないがあるのは確かです。ですが、それが他の方針では問題ない記述を書けない状況を生み出し、記事の発展を阻害するとまで評されるレベルの規制のものはないと思います。そのように感じた具体的なローカルルールの例を提示していただけるとわかりやすいと思いますが。--春日椿 2009年7月6日 (月) 11:47 (UTC)[返信]
現在も生きているものでは、ハヤテのごとく!関連(アニメ版に関して特に著しい加筆制限)が、失効しているものでは炎神戦隊ゴーオンジャー仮面ライダーキバ(番組開始まで一切の加筆を禁じるローカルルールが設定され、放送開始後も著しい加筆制限)が特に気になるものです。特に特撮系記事ではこの「放送開始まで一切の加筆を禁じる」が不文律のようになっており、非常に気になります(現在は仮面ライダーWが相当)。検証可能で信頼できる情報源に基づく加筆すら禁じるルール(ウィキペディアの方針よりも上位に位置するルール)が存在してよいのでしょうか。--Avanzare 2009年7月6日 (月) 12:14 (UTC)[返信]
既に挙げられている通り、現在「性急な編集をしない」を巡って議論がなされています。その中でちょうど伏儀氏がわかりやすく書いてくれたのですが、本来の目的はストーリーなどの内容(私は「現在進行の一次資料」と呼びますが)を縛るための制限なんです(この辺を縛らないと編集合戦や本当に検証が可能かどうかの氾濫が起きる)。
この項目が(おそらく)一般に問題視されているのは、発売日などの情報の方であり、確かにこっちは検証可能であっても排除される例があります。ただ、それは「性急な編集をしない」の本来の目的ではないと述べておきます。--EULE 2009年7月6日 (月) 12:30 (UTC)[返信]
「単行本未収録の内容は加筆禁止」というローカルルールもジャンプ連載作記事を中心に相当数見られます。これがけいおん!においても定められようかというときに、ノートで私が意見したのがこの議論のきっかけでもあります。個人的にこの種のローカルルールは、「ストーリー展開によって書き直すのが面倒くさい」からローカルルールに頼っているように思えてなりません。散逸した文章をまとめ上げるのが編集者の腕の見せ所のように思えるのですが、記述が散逸することを警戒しすぎです。
単行本未収録の内容が信頼できる情報源ではないのだとしたら、これはまた別に議論が必要かと思います。ここをしっかりしておかないと、人気連載が始まるたびにローカルルール制定議論を連発することになりかねません。--Avanzare 2009年7月6日 (月) 12:50 (UTC)[返信]
例示ありがとうございます。ハヤテのごとく!について、ルール作成の議論を詳細まで確認していないのですが、翌月1日となる以前はDVD発売までという提案だったようですね。
炎神戦隊ゴーオンジャー仮面ライダーキバは私も参加した機動戦士ガンダム00が参考となっているようですが、「検証可能で信頼できる情報源に基づく加筆すら禁止する、放送開始後も著しい加筆制限」というのはわかりやすい部分で言うとサブタイトルリストでしょうか。これは議論を見た限りでは話している部分がわからなかったのですが、連続投稿を減らすを拡大解釈したもの、及び予定事項(変更する可能性)を記述することの意義からきている、と判断すれば少なくとも「方針やガイドラインに沿っていない」とは言えないと思います。
いずれも、ルールだけを見れば特に厳しい、記事の発展を阻害すると言えるレベルではないと思います。
「ストーリー展開によって書き直すのが面倒くさい」については、「ストーリーが展開している最中に、未確定情報を書き込まれることへの問題」として私は捉えています。
単行本未収録の内容が信頼できる情報源であるかないかについては、検証可能性という言葉の持つ「誰でも手に入れられる」という部分をクリアしているかどうか、が関係していると思います。単行本と違い、発売される時期が明確に限られている発表物であること、その短い発売期間を過ぎれば容易に手に入れられるものではないことから、図書館などに所蔵されているものやバックナンバーを容易に手に入れられるものを除いて、検証可能性に問題がないとは言い難い、というのが私の考えです。以前「限定発売・初回版」などの特典物の内容に関しては、形あるものとして人の手に渡ったものであり、オークションで手に入れられるから問題ないのではないかという意見をいただいたことはあります。--春日椿 2009年7月6日 (月) 13:13 (UTC)[返信]
こんばんは。検証可能性と検証容易性の別について。バックナンバーが入手困難であるので検証可能性に問題があるという考え方については、以前に何処かで見た話題の気がして探してみたところ、「Wikipedia‐ノート:検証可能性/Archive07#バックナンバー入手不可能の雑誌から得た検証可能か?」が、まさしくその話題でした。参考までに。--Giftlists 2009年7月6日 (月) 13:42 (UTC)[返信]
Avanzare氏のコメントについてコメント。「検証可能で信頼できる情報源に基づく加筆すら禁じるルール(ウィキペディアの方針よりも上位に位置するルール)が存在してよいのでしょうか。」「この種のローカルルールは、「ストーリー展開によって書き直すのが面倒くさい」からローカルルールに頼っているように思えてなりません。」との見解をお持ちのようですが、後半部分は実態と違うと思います。上のコメントで提示した保護解除依頼の過去版を見ていただけるとわかりやすいですが、ローカルルールが増加しだした当時は管理者サイドが「wikipediaで漫画やアニメのストーリー展開を逐一追記するのはやめろ。自分達でどうにかできないなら連載(放映)終了まで編集しなくていい」と強権的な姿勢をとっていた関係上、編集がしたければルールを作るしかなかった背景があります。その点は理解してください。--cloudberry 2009年7月7日 (火) 04:52 (UTC)[返信]
検証可能性については既に述べられているのでそれ以外で。「ストーリー展開によって書き直すのが面倒くさい」というのは、そういう一面があることは否定いたしませんが、そもそも「ストーリー展開によって書き直す(書く)」ということが問題です。それは単なるニュースであって百科事典ではない。「連続投稿を減らす」というのも絡む観点でしょう。また、「散逸した文章をまとめ上げるのが編集者の腕の見せ所」といわれても、現実問題として散逸した文章をまとめ上げるられる腕と時間のある編集者というのは少なく、逆に、ストーリー展開によって逐次情報を書き足す編集者というのは多いわけです。
まあ、その辺り含めて、何か「性急な編集をしない」についての論争になってきているように見受けられます。この点について議論をしたいのであれば、ちょうど廃止提案が出ていることもあり、そっちのノートでするべき話題でしょう。ここではあくまで「ローカルルール」について議論をすべきだと思います。--EULE 2009年7月7日 (火) 15:05 (UTC)[返信]