IXL (オクラホマ州)

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IXL
IXL
位置
IXLの位置(オクラホマ州内)
IXL
IXL
IXL (オクラホマ州)
IXLの位置(アメリカ合衆国内)
IXL
IXL
IXL (アメリカ合衆国)
座標 : 北緯35度31分21秒 西経96度23分18秒 / 北緯35.52250度 西経96.38833度 / 35.52250; -96.38833
歴史
法人化 2001年10月24日
行政
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  オクラホマ州の旗 オクラホマ州
  オクフスキー郡
 町 IXL
地理
面積  
  町域 10.2 km2
人口
人口 (2022年現在)
  町域 59人
    人口密度   5.8人/km2[1]人/mi2
その他
等時帯 中部標準時 (UTC-6)
夏時間 中部夏時間 (UTC-5)

IXLI.X.L.とも)は、アメリカ合衆国オクラホマ州オクフスキー郡オクラホマ州道48号線英語版沿いに位置し、キャッスル英語版からは北へ3マイル、ボーリー英語版からは北東へ6マイルの距離にある[2]

解放奴隷が設立した解放奴隷の町英語版のひとつで、その珍しい地名で知られる[3]。人口は59人(2022年推計[1])。

名称[編集]

IXLはアフリカ系アメリカ人コミュニティを表す言葉で、オクラホマ州にはオクフスキー郡以外にもケイ郡ティルマン郡にIXLが存在する[2]

語源は諸説あり、町のウェブサイトによるとチェロキー族の土地であったことからIndian Exchange Land、その頭文字を取ってIXLと呼ばれるようになったという[4]。他にも3人の男性の頭文字、I excel(私は優れている)の擬音語ローマ数字の41を表している(実際の綴りはXLI)などがある[4]

歴史[編集]

少なくとも1900年には多数のアフリカ系アメリカ人が農業を営んでいた。1926年から1927年にかけてローゼンウォルド基金英語版の助成により8年制のIXL地区学校12が創設された。IXL学校はコミュニティの憩いの場であったが、2012年頃にコミュニティホールに建て替えられた[2]

1980年代よりIXLは発展し、消防署が設立された。2001年10月24日、IXLは町(タウン)として法人化を果たした[2]

住民[編集]

2020年国勢調査によると人口は60人である[1]人種構成はアフリカ系アメリカ人が36人(61%)、ネイティブアメリカンが11人(18.6%)、白人が10人(16.9%)、その他が2人となっている[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d IXL in Okfuskee (Oklahoma)”. Citypopulation (2023年5月26日). 2024年5月3日閲覧。
  2. ^ a b c d The Encyclopedia of Oklahoma History and Culture/IXL”. Oklahoma Historical Society (2024年3月19日). 2024年5月3日閲覧。
  3. ^ Parker, Quentin (2010). Welcome to Horneytown, North Carolina, Population: 15: An insider's guide to 201 of the world's weirdest and wildest places. Adams Media. pp. x. ISBN 9781440507397. https://books.google.com/books?id=29zh3dIgmv8C&pg=PR10 
  4. ^ a b What does “IXL” mean?”. IXL (2012年3月12日). 2014年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月3日閲覧。