高木徹

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高木 徹(たかぎ・とおる、1965年7月1日[1] - )は、日本のジャーナリストで、NHK職員(報道ディレクター[1]

経歴[編集]

東京都出身[1]

静岡局福岡局を経て、現在本部報道局勤務。

2000年10月放送のNHKスペシャル民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~」が、優秀なテレビ番組に贈られるカナダの第22回バーフテレビ祭「ロッキー賞(社会・政治ドキュメンタリー部門)」候補作になる。同番組の取材をもとに執筆した『ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』が大きな話題を集め、第24回講談社ノンフィクション賞・第1回新潮ドキュメント賞を受賞した。

第2作の『大仏破壊―バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか』で第36回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

2016年12月放送で企画・脚本・監督を務めた『ドラマ 東京裁判』は、国際エミー賞にノミネートされた[2]

関わった番組[編集]

著書[編集]

  • 『ドキュメント戦争広告代理店――情報操作とボスニア紛争』(講談社, 2002年/講談社文庫, 2005年)ISBN 978-406210860-7
  • 『大仏破壊――バーミアン遺跡はなぜ破壊されたか』(文藝春秋, 2005年/文春文庫, 2007年)ISBN 978-416366600-6
  • 『「バレンタイン流マネジメント」の逆襲』(講談社, 2006年) ISBN 978-406213348-7
  • 『国際メディア情報戦』講談社現代新書、2014 

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 読売年鑑2012年版, p. 140.
  2. ^ 高木 徹 プロフィール”. 文春オンライン. 文藝春秋. 2024年5月11日閲覧。

参考文献[編集]

  • 平野真一 編『読売年鑑2012年版 別冊:分野別人名録』読売新聞東京本社、2012年(2012年3月14日発行)、140頁。ISBN 978-4-64-312001-1 

外部リンク[編集]