養老村 (千葉県)

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ようろうむら
養老村
上総山田駅(旧名:養老川駅。2008年撮影) 駅舎は1925年の開業時に建築(増改築あり)[1]
上総山田駅(旧名:養老川駅。2008年撮影)
駅舎は1925年の開業時に建築(増改築あり)[1]
廃止日 1955年3月31日
廃止理由 新設合併
養老村市西村三和町
現在の自治体 市原市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
市原郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 市原郡南総町、市西村、海上村市津村長生郡長柄村水上村
養老村役場
所在地 千葉県市原郡養老村
座標 北緯35度27分20秒 東経140度07分22秒 / 北緯35.4555度 東経140.12283度 / 35.4555; 140.12283 (養老村)座標: 北緯35度27分20秒 東経140度07分22秒 / 北緯35.4555度 東経140.12283度 / 35.4555; 140.12283 (養老村)
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養老村(ようろうむら)は、千葉県市原郡に存在し、昭和の大合併により廃止された村。現在の市原市中部(三和地区)に所在していた。

地理[編集]

市原郡(郡域はほぼ現在[注釈 1]市原市と重なる)の中部に位置した村である[2]。1916年時点で、北は市西村湿津村に隣接し、東は丘陵地帯を隔てて長生郡長柄村水上村に接し、南は内田村・明治村(のちの牛久町)、西は養老川を隔てて海上村戸田村と接する[2]

1916年(大正5年)に編纂された『千葉県市原郡誌』によれば、磯ケ谷(いそがや)、山田(やまだ)、二日市場(ふつかいちば)、土宇(つちう)、櫃狭(ひつば)、新巻(あらまき)、川在(かわざい)、大桶(おおけ[注釈 2])、松崎(まつざき)の9区(いずれも町村制施行以前の旧村=大字)からなっていた[3]。これらの大字は、現在の市原市の大字として存続している。

歴史[編集]

市原郡域の町村制施行時の町村
1.八幡町 2.五井村〔のち五井町〕 3.千種村 4.鶴牧村〔のち姉崎町〕 5.東海村 6.海上村 7.菊間村 8.市東村 9.湿津村 10.市原村 11.市西村 12.養老村 13.戸田村 14.明治村〔のち牛久町〕 15.内田村 16.鶴舞村〔のち鶴舞町〕 17.高滝村 18.富山村 19.平三村 20.里見村 21.白鳥村
現在の行政区画
紫:市原市


町村制施行以後の行政区画変遷年表[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2023年9月現在。所属自治体や地勢など、当分変更が見込まれないものに関しては、以後特に注記を設けない。
  2. ^ 現代の読みは「おおおけ」とされるが、『千葉県市原郡誌』の振り仮名「オホケ」による

出典[編集]

  1. ^ 小湊鉄道上総山田駅本屋”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2021年9月26日閲覧。
  2. ^ a b 『千葉県市原郡誌』, p. 1044.
  3. ^ 『千葉県市原郡誌』, pp. 4, 1044.

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]