長沖古墳群

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長沖古墳群(ながおきこふんぐん)は、埼玉県本庄市(旧児玉郡児玉町[1])にある古墳群。「梅原古墳群」とも呼ばれている[2]

概要[編集]

小山川(身馴川)左岸に沿って分布する大規模な古墳群で、2014年(平成26年)時点で205基の存在が確認されている[3]。古墳時代中期の5世紀中頃から古墳群が形成されはじめ、7世紀後半にかけて築造された[3]

主な古墳[編集]

  • 長沖32号墳
    • 全長32メートル、高さ3メートルの前方後円墳[4]。円筒埴輪や朝顔形円筒埴輪等が出土した。市指定史跡。

脚注[編集]

  1. ^ 本庄市遺跡調査会『本庄市埋蔵文化財調査報告書第43集 長沖古墳群ⅩⅤ ―長沖203号墳の発掘調査― 児玉南土地区画整理事業発掘調査報告6 (PDF)』(レポート)、2015年3月。p.III
  2. ^ 塩野博 『埼玉の古墳 児玉』33-79頁 さきたま出版会、2004年
  3. ^ a b 本庄市遺跡調査会『本庄市埋蔵文化財調査報告書第43集 長沖古墳群ⅩⅤ ―長沖203号墳の発掘調査― 児玉南土地区画整理事業発掘調査報告6 (PDF)』(レポート)、2015年3月。p.3
  4. ^ 市指定文化財(記念物) 長沖32号墳 - 本庄市

関連項目[編集]


座標: 北緯36度11分05.1秒 東経139度07分56.4秒 / 北緯36.184750度 東経139.132333度 / 36.184750; 139.132333