那須とりっくあーとぴあ

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那須とりっくあーとぴあ
店舗概要
所在地 325-0304
栃木県那須郡那須町高久甲5760
座標 北緯37度1分49.7秒 東経140度2分19.42秒 / 北緯37.030472度 東経140.0387278度 / 37.030472; 140.0387278 (那須とりっくあーとぴあ)
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那須とりっくあーとぴあ(なすとりっくあーとぴあ)は、栃木県那須郡那須町にある、体験型アートのトリックアート美術館

概要[編集]

日本最大級のトリックアートテーマパークとして、「トリックアートの館」、「トリックアート迷宮?館」、「ミケランジェロ館」の3つのトリックアート[1]美術館で構成されている。最も古い「トリックアートの館」は1992年に開館しており、現存する最古のトリックアート美術館である。トリックアートの創始者である「剣重和宗[2]が創立したトリックアート制作会社エス・デーの本拠地でもある。敷地面積、作品数など、制作拠点に相応しく日本最大規模のトリックアートのテーマパークである。

沿革[編集]

・1992年 - トリックアートの館 オープン

・1994年 - 天使の花冠美術館 オープン

・1997年 - ミケランジェロ館 オープン

・2000年 - トリックアートによる「システィーナ礼拝堂」完成

・2005年 - 天使の花冠美術館を総リニューアルし「トリックアート迷宮?館」に改名

・2009年 - トリックアートの館 総リニューアル

・2012年 - トリックアート迷宮?館 リニューアル

施設概要[編集]

・トリックアートの館

 ペンションを改造して創られ、建物構造を利用したトリックアートのいたずらがたくさん隠されている。

 遊園地動物水族館などテーマパークモチーフにした作品が多く展示されている。

・トリックアート迷宮?館

 魔法の世界(ファンタジーマジック)をトリックアートで実現し、体験できる作品やクイズなどが多く展示されている。

 道路側に新しい作品として展示された「自販機、溶けちゃった」[3]は、インスタ映えするフォトスポットとして人気である。

・ミケランジェロ館

 イタリアルネサンスの3大巨匠ミケランジェロダ・ヴィンチラファエロ)の名作とトリックアートが融合しており、

 手書きによる日本最大級の天井画と壁画のシスティーナ礼拝堂は圧巻。

*「トリックアートの館」とその他の2館は600m場所が離れており、移動が必要である。それぞれの館に駐車場は完備されている。

開館時間・休館日[編集]

  • 開館時間
    • 9:30 - 18:00
  • 夏期営業時間 (8月1日-8月31日)
    • 9:00 - 18:00
  • 冬期営業時間(10月1日-3月31日)
    • 9:30 - 17:00
  • 休館日

料金[編集]

  • 入館料
    • 単館券(1館のみ)
      • 大人(高校生以上) 1,300円
      • 小中学生 800円
    • 2館共通券(3館より2館を選択して入館が可能)
      • 大人(高校生以上) 2,100円
      • 小中学生 1,400円
    • 3館共通券(すべての美術館に入館できる)
      • 大人(高校生以上) 2,800円
      • 小中学生 1,900円

所在地[編集]

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ トリックアート美術館の情報”. www.psy.ritsumei.ac.jp. 2019年4月19日閲覧。
  2. ^ 制作者紹介 | トリックアートとは? | 那須とりっくあーとぴあ”. www.trick-art.jp. 2019年4月19日閲覧。
  3. ^ 真平, 若松. “暑さで自販機が溶けた? 実はトリックアート! 狙うはインスタ映え - withnews(ウィズニュース)”. withnews.jp. 2019年4月19日閲覧。