遠い日の歌
『遠い日の歌』(とおいひのうた)は、岩沢千早が作詞、多くの合唱曲を作曲している橋本祥路が作曲した合唱曲。橋本祥路の代表作の一つ。
この曲は、ドイツの作曲家であるヨハン・パッヘルベル作曲の『カノン』をモチーフにしている。1982年発表。
楽譜は主に2種類ある。1つ目は教育芸術社の楽譜で、2番の前半を男声が歌い、後半を女声が歌い、3番の歌詞の所は男声が全て歌うというもの(女声がLu Lu Lu…を歌う)。2つ目は音楽之友社の楽譜で2番が女声と男声が逆になり、3番は男声が前半を歌い、アルトが後半を歌う(ソプラノと男声がLu Lu Lu…を歌う)。また、最後(Lan La La Lan La La La…)の部分のアルトの歌詞などにも違いがみられる。
また、スキャットの部分などは歌が途切れないようにするため、ブレスの位置をあえて指定せず、歌う当事者達が自分たちでバラバラにブレスの位置を決定するようになっている。
合唱コンクール等に歌われる機会が多い。また、あまり知られてはいないが、同声三部合唱版[誰によって?]や混声四部合唱版[誰によって?]もある。
録音[編集]
- 西東京市立明保中学校
- 2004年『橋本祥路 ベストセレクション [混声編]』(フォンテック EFCD4078/9)収録