辻 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さいたま市立浦和南高等学校
さいたま市立浦和南高等学校
■辻の位置(埼玉県内)
■辻
辻の位置
北緯35度50分07.64秒 東経139度39分26.48秒 / 北緯35.8354556度 東経139.6573556度 / 35.8354556; 139.6573556
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
南区
人口
2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 • 合計 16,341人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0026[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
辻七丁目の国道17号

(つじ)は、埼玉県さいたま市南区町丁。現行行政地名は辻一丁目から辻八丁目。住居表示実施地区。郵便番号は336-0026[2]

地理[編集]

さいたま市南区最南端に位置する。北西から南東にかけて国道17号が、南西から北東に東京外環自動車道が走り、町域内の南東で交差している。河川や水路を境界とする場所が多く見られる。東日本旅客鉄道(JR東日本)の南浦和駅北戸田駅武蔵浦和駅蕨駅の4駅が利用可能である。住宅地の開発が進み、現在ではほぼ全域が住宅地として利用されている。

河川[編集]

地価[編集]

住宅地の地価は、2022年令和4年)1月1日公示地価によれば、辻1-30-5の地点で27万円/m2となっている[4]

歴史[編集]

沿革[編集]

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡浦和領に属する辻村であった[5]。『新編武蔵風土記稿』では民戸110余[6]

史跡[編集]

七丁目に一里塚中山道、5里)の碑が残る。

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
辻一丁目 1,217世帯 2,872人
辻二丁目 1,057世帯 2,318人
辻三丁目 857世帯 1,810人
辻四丁目 1,062世帯 2,454人
辻五丁目 728世帯 1,726人
辻六丁目 297世帯 685人
辻七丁目 892世帯 1,881人
辻八丁目 1,365世帯 2,595人
7,475世帯 16,341人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[15]

丁目 番地 小学校 中学校
辻一丁目 全域 さいたま市立辻南小学校 さいたま市立南浦和中学校
辻二丁目 全域
辻三丁目 全域
辻四丁目 全域 さいたま市立辻小学校
辻五丁目 全域
辻六丁目 全域
辻七丁目 全域 さいたま市立辻南小学校
辻八丁目 全域

交通[編集]

鉄道[編集]

町域内には鉄道は通っていない。最寄駅はJR埼京線北戸田駅となる。場所によっては南浦和駅武蔵浦和駅蕨駅が利用できる。

バス[編集]

道路[編集]

国道17号線六辻交差点付近

地域[編集]

寺社・史跡[編集]

  • 熊野神社(二丁目)
  • 吉祥院(二丁目)
  • 万蔵寺(二丁目)
  • 真言宗豊山派和光院(三丁目)

公園・緑地[編集]

一丁目
  • 辻児童公園
  • 辻一丁目公園
三丁目
  • 辻鉢木公園
  • 山口第一公園
  • 山口第二公園
四丁目
五丁目
  • 辻中道公園
  • 辻五丁目第一公園
七丁目
  • 辻一里塚公園
  • 辻くすのき公園
八丁目
  • 辻水深公園
  • 辻八丁目緑道
  • スカイフラワーパーク

施設[編集]

一丁目
  • 辻記念会館
二丁目
三丁目
  • 六辻交番
  • 浦和辻郵便局
  • 辻保育園
六丁目
  • 市営辻水深団地(11・12号棟)
七丁目
  • 市営辻団地
八丁目
  • 南部中継ポンプ場
  • 市営辻水深団地(1 - 8号棟・13 - 15号棟)

教育機関[編集]

ホームタウンチーム[編集]

  • 浦和辻サッカー少年団
  • 浦和辻ジュニアバレーボールクラブ
  • さいたま辻ミニバスケットスポーツ少年団
  • 浦和辻イーグルス

脚注[編集]

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月2日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 土地総合情報システム”. 国土交通省. 2020年7月31日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』565頁。
  6. ^ 新編武蔵風土記稿 辻村.
  7. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  8. ^ a b c 『わがまち浦和』付録。
  9. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』848頁。
  10. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1420頁。
  11. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』647頁。
  12. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』449頁。
  13. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』919頁。
  14. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』増補4-5頁。
  15. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県(増補版)』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476NCID BN10203371 
  • 「辻村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ142足立郡ノ8、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763998/40 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目[編集]

外部リンク[編集]