衣笠彰梧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
衣笠 彰梧
(きぬがさ しょうご)
誕生 日本の旗 日本大阪府[1]
職業 ゲームシナリオライター
小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2006年 - (シナリオライター)
2012年 - (ライトノベル作家)
ジャンル ギャルゲー
ノベルゲーム
ライトノベル
代表作ようこそ実力至上主義の教室へ』(2015年 - )
デビュー作 ゲーム:『こんな娘がいたら僕はもう…!!』(2006年)
小説:『小悪魔ティーリと救世主!?』(2012年 - 2013年)
配偶者 あり[2]
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

衣笠 彰梧(きぬがさ しょうご)は、日本ゲームシナリオライターライトノベル作家大阪府出身[1]

来歴[編集]

憧れていたPCゲーム業界に入る事を目指した衣笠は、何かの媒体であかべぇそふとつぅの求人を見かけたという。『魂響〜たまゆら〜』のオープニングが好きだったので応募を決意、シナリオライターとして採用される[1]

こんな娘がいたら僕はもう…!!』(2006年、あかべぇそふとつぅ)のシナリオを任されるが、今まで書き物をした経験がなく、最初は苦労するも修正を繰り返す事で徐々に上達していく。『こん僕』はギャグ作品であり、衣笠はギャグを苦手としていたが、書き終えたときには「あれ? ひょっとして向いてるんじゃないか?」という漠然とした自信が生まれていた。なおペンネームの由来は鉄人・衣笠祥雄である[1]

2008年の『暁の護衛』(しゃんぐりら)でイラストレータートモセシュンサクと組んだ。トモセはそのときのことを次のように語っている。

衣笠さんからシナリオをいただいて最初の部分を読ませていただいたとき、「これは面白いなぁ!」と思ったんです。それで描き始めたら、ノリが違いましたね。面白いものに絵をつけられる悦びを感じました。 — トモセ[3]

2010年の『暁の護衛 罪深き終末論』で初めてディレクターも担当した[1]

2011年に『てぃ〜ぐる』をトモセとともに設立[4]

2012年7月から2014年3月まで『小悪魔ティーリと救世主!?』が刊行された[5]

2013年5月に『レミニセンス』が発売された。

2015年5月から『ようこそ実力至上主義の教室へ』が刊行され[6]2020年1月から『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』に改題して続刊中[7]

2019年7月にはゲーム『流星ワールドアクター』が発売された[8]

作品[編集]

ゲーム[編集]

小説[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 「美しょゲークリエイター列伝:Creator.41 衣笠彰梧さん」『BugBug』2010年6月号、サン出版、2010年5月1日、268-270頁、ASIN B003EGM4DS 
  • TECH GIAN 2012年9月号』エンターブレイン、2012年7月21日、161頁。ASIN B008HOROIM 
  • 「美しょゲークリエイター列伝:Creator.84 トモセシュンサクさん」『BugBug』2014年1月号、マガジン・マガジン、2013年12月3日、199-201頁、ASIN B00FZYD09Y 
  • 衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ 終・1年生編BOX トモセシュンサク Art Works』KADOKAWA、2020年1月25日。ISBN 978-4-04-064252-9 

外部リンク[編集]