藤田岳彦

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藤田 岳彦(ふじた たかひこ、1955年 - )は、日本の数学者教育者馬主

中央大学理工学部教授一橋大学名誉教授。専門は確率論力学系金融工学保険数理数学教育

兵庫県神戸市出身[1]京都大学教養部講師カリフォルニア大学アーバイン校客員助教授一橋大学商学部教授京都大学数理解析研究所客員教授などを歴任。メディアに取り上げられることも多い。

経歴[編集]

人物[編集]

高等学校用、大学生用の数学教科書を執筆し、数学オリンピック財団理事長を務めるなど、若手の数学者育成、中高生の数学教育、さらにはアクチュアリー養成にも力を入れている。

趣味は水泳野球観戦、麻雀競馬など幅広い。

2013年にJRAの個人馬主となり、新潟馬主協会、東京馬主協会、兵庫県馬主協会会員。勝負服は、阪神タイガースファンであることから黄と黒を基調とした「黄、黒山形一本輪、袖黒縦縞」[3]。所有馬にはストキャスティーク(フランス語で「確率的」)、ウェルノウン(数学の論文でよく出てくるフレーズ)など数学に関連した馬名を付けている[4]

また、一口馬主としてグレープブランデーブラストワンピースソーダズリングなど60頭ほどに出資。ブラストワンピースが勝った第63回有馬記念では「出資馬ということもあって大もうけした」という[4]

2018年にグリーンチャンネル競馬場の達人』に出演。最終レースは1番人気に賭けるのが最善の選択という「最終レースバイアス」など数学を応用した馬券理論を披露しプラス収支(+6万6550円)を達成した[4]

連載[編集]

  • 週刊Gallop - 「○○だけど馬主」コーナー連載メンバーの1人(不定期連載)

脚注[編集]

  1. ^ 週刊Gallop 2023年11月19日号 小桧山悟「私の馬研究ノート」馬券の新しい見方
  2. ^ 名誉教授一橋大学
  3. ^ 新潟馬主協会
  4. ^ a b c 【居酒屋ブルース】日曜京都11R

出典[編集]