細川常成

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細川常成
時代 江戸時代前期
生誕 万治2年(1659年
死没 元禄4年(1691年4月10日
改名 常成→元福
官位 従五位下相模守、主計頭
幕府 江戸幕府
氏族 細川六位蔵人家
父母 父:細川長益
養子:兼充
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細川 常成(ほそかわ つねなり)は、江戸時代武士細川六位蔵人家出身。有栖川宮諸大夫細川元福(ほそかわ もととみ)とも[1]

概要[編集]

万治2年(1659年)に生まれた。『地下家伝』によると、父親は「後水尾院蔵人細川源長益末子」とされるが、細川六位蔵人家の系譜には長益という人物は見えない。長益が活動した世代は細川政勝の子の代、細川政朝の代である。なお、益の字を通字としている細川氏には細川遠州家がある。

延宝7年(1679年)3月30日には正六位下・相模守に叙任されている。天和元年(1682年)11月21日には主計頭に任じられ、貞享2年(1685年)10月29日には従五位下に叙され元福へと改名した。元禄4年(1691年4月10日に33歳で死去した[2]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 三上景文『地下家伝 第21-26 (日本古典全集 ; 第6期)[1]』(日本古典全集刊行会、1938年)
  2. ^ 三上景文『地下家伝 第21-26 (日本古典全集 ; 第6期)[2]』(日本古典全集刊行会、1938年)