省エネラベリング制度

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省エネラベリング制度(しょうエネラベリングせいど)とは日本環境ラベリング制度のひとつである。

概要[編集]

家電製品が、エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づき定められた省エネルギー水準に関する表示「省エネルギーラベル」の運用に関する規定である。

2000年日本工業規格によって、規格化された。

なお東京都では同名の制度を条例により運用しているが、表示については全国省エネラベル協議会の基準に基づく「東京都省エネラベル」を採用しており本項の省エネラベリング制度とは異なるものである。

省エネルギーラベル[編集]

省エネ性マーク(100%以上達成は緑色、100%未満は橙色)

海外での展開[編集]

インドネシアでは日本の国際協力機構電源開発などの支援により日本の制度を参考にしたラベリング制度を導入している。2008年現在、対象品目は電球のみにとどまるが2010年からエアコンと扇風機、徐々に炊飯器や洗濯機などへ対象を拡大していく方針。同国の省エネラベルは星による表示(最大4つ星)であり、ラベルを添付できない製品は販売が禁止される見通し。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

現在統一省エネラベルの対象となっている製品について、統一省エネラベル等の印刷が可能となっている。