田尻久子

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田尻 久子(たじり ひさこ、1969年- )は日本エッセイスト。橙書店、喫茶オレンジ店主。熊本市在住。

人物[編集]

2001年に熊本市内に喫茶店オレンジを開店。2008年橙書店開店[1]。2017年には地域と作家の間に文芸ネットワークを構築したことが評価され、第39回サントリー地域文化賞を受賞[2]

文芸誌『アルテリ』の編集を担当。

エッセイも執筆し、2020年には『橙書店にて』が、「熊日出版文化賞」(熊本日日新聞主催)を受賞した[3]。他に、本の解説や書評も多く手掛ける。

文筆[編集]

著書[編集]

  • 『猫はしっぽでしゃべる』(ナナロク社 2018) ISBN 978-4904292808
  • 『みぎわに立って』(里山社 2019)ISBN 978-4907497088
  • 『橙書店にて』(晶文社 2019) ISBN 978-4794971609
  • 『橙が実るまで』(スイッチパブリッシング 2022) ISBN 978-4884185879
  • 『これはわたしの物語 橙書店の本棚から』(西日本新聞社 2023)ISBN 978-4816710087

脚注[編集]

橙書店に出入りする作家[編集]