松本肇 (教育評論家)

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松本 肇(まつもと はじめ、1970年<昭和45年>10月8日 - )は、自称「教育評論家」[1]。神奈川県川崎市川崎区藤崎出身。ヤクルト販売店経営の父親(松本實)と准看護士の母親の下で育つ。本業は、有限会社トライアルコーポレーション代表取締役社長[2]

神奈川県立川崎南高等学校卒業。立正大学文学部二部地理学科(夜間部)中退。神奈川大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科修了。日本福祉大学福祉経営学部(通信制)卒業。放送大学教養学部(通信制)の全7コースを卒業し、2015年3月名誉学生認定。

自称「教育評論家」として、誰も興味を抱かないような分野の外国語版ウイキペディアを機械翻訳し、学位論文を捏造し学位を取得することを推奨している。

無試験で受講が認められている東京大学大学院教育学研究科科目等履修生(聴講生)として半年間在籍し2単位を取得したことをもって、「東京大学大学院中退」を自称したため、世間から「学歴詐称」と厳しく糾弾された。

2006年に大学評価・学位授与機構(現大学改革支援・学位授与機構)の活用法に関する書籍を自ら経営する出版社(有限会社オクムラ書店)から出版した他、教育制度についての書籍を複数同社から出版、「ゴールドプロ作家」を自称している。「教育ジャーナリスト」や「教育評論家」も自称し、テレビのワイドショーなどに数回出演した。

現在は、有限会社オクムラ書店代表取締役社長・国際総合ビューティカレッジ非常勤講師[3]も務めている。

松沢成文神奈川県知事(当時)に関し、インターネット上に名誉を棄損する投稿をしたことに対し損害賠償請求訴訟を提起され敗訴したが、未だに損害賠償金を支払っていない。

小学校時代に「豚ゴキブリ」「キチガイ豚」「粘着変質者」などと仇名を付けていじめられた経験から、自称「教育評論家」として「いじめ問題」について積極的に発言している。