松本たま

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松本 たま(まつもと たま、1917年 - )は、日本の翻訳家。

東京出身。1938年津田英学塾卒、1954年上智大学大学院西洋文化修士課程修了。1948-83年上智大学に勤務し、季刊誌『ソフィア』の編修に当たる[1]。1991年『通辞ロドリゲス』で日本翻訳出版文化賞ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。

翻訳書[編集]

  • カルディナル・ニューマン『十字架の道行』中央出版社 1946年
  • カルディナル・ニューマン『聖母の月』中央出版社 1946年
  • シスター・アグネス『神と人人に奉仕して 福者マダレナ・カノッサの生涯』ドン・ボスコ社 1967年
  • アルフォンス・デーケン『第三の人生 あなたも老人になる』南窓社 1982年
  • ヤニナ・ダヴィド『ゲットーの四角い空 戦時下ポーランドの少女時代』未来社 1985年
  • ヤニナ・ダヴィド『自由の小さな大地 続・戦時下ポーランドの少女時代』未来社 1985年
  • マザー・ジョゼフ・ブラン『聖ジュリー・ビリヤートの生涯』南窓社 1987年
  • アントニア・フレイザー『スコットランド女王メアリ』中央公論社 1988年、中公文庫(上下) 1995年
  • ピーター・ミルワード『聖マリアの福音』中央出版社 1989年
  • アリス・レディー・ラヴェト『マリ・ウージェニの生涯 聖母被昇天修道会創立者』南窓社 1989年
  • マイケル・クーパー『通辞ロドリゲス 南蛮の冒険者と大航海時代の日本・中国』原書房 1991年
  • ピーター・ミルワード『ザビエルの見た日本』講談社学術文庫 1998年

脚注[編集]

  1. ^ 『通辞ロドリゲス』著者紹介