最上峰行

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最上 峰行
生誕 (1974-11-22) 1974年11月22日(49歳)
出身地 日本の旗 日本福島県南相馬市原町区
学歴 桐朋学園大学音楽学部演奏学科入学。4年間在籍後、桐朋学園大学音楽学部管楽器部会嘱託演奏員。
ジャンル クラシック
ポップス
劇伴(レコーディングアーティスト)
職業 オーボエ奏者
イングリッシュホルン奏者
スタジオミュージシャン
スタジオ・ミュージシャンの会『NPO法人RMAJ』理事
桐朋学園大学音楽学部非常勤講師
東海大学教養学部芸術課程非常勤講師
担当楽器 オーボエ
イングリッシュホルン
活動期間 1988年 -
レーベル スーパーキッズレコード(2013年 - )
Smile Company(2017年 - )
事務所 株式会社ノイジークローク
株式会社 東音企画
NPO法人RMAJ
共同作業者 東京交響楽団(2009年 - )
木管五重奏団 クインテット・アッシュ Quintet H(2006年 - )
室内オーケストラ ARCUS(2005年 - )
エロイカ木管五重奏団
ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団
公式サイト 最上峰行 Takayuki MOGAMI オーボエ奏者 - Twitter

最上 峰行(もがみ たかゆき、1974年11月22日 - )は、日本オーボエ奏者、イングリッシュホルン奏者、スタジオミュージシャン福島県原町市(現南相馬市)生まれ[1]

略歴[編集]

14歳よりオーボエをはじめる[1]。オーボエを鈴木繁、似鳥健彦、蠣崎耕三、宮本文昭等に師事[2]またギュンター・パッシンフランソワ・ルルーインゴ・ゴリツキ、オットー・ヴィンターのマスタークラスに参加。[要出典]

宮城県仙台第一高等学校在学中にオーボエ奏者を志し中退[1][2]フュージョンユニット「最上峰行&TIARA」を結成し、仙台市を中心に本格的に演奏活動を展開。[要出典]その後大学入学資格検定を取得し、桐朋学園大学音楽学部演奏学科入学[2]4年間在籍後、2002年3月まで桐朋学園大学音楽学部管楽器部会嘱託演奏員を務める。[要出典]2000年10月、NHK・毎日新聞社共催「第69回日本音楽コンクール・オーボエ部門」第3位入賞[1][2]小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・オーケストラ宮崎国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等に参加[1][2]2009年東京交響楽団に入団[2]。これまでに国内主要オーケストラにゲスト首席奏者として多数客演する他、ソリストとしてプラハ国立劇場管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、等と共演[2]各地で音楽コンクールの審査員を務めている。[要出典]またレコーディングアーティストとして数々のミュージシャンの作品、ドラマ、映画等の録音に多数参加[2]

ロックバンド L'Arc〜en〜Cielの36作目シングルBLESS(ブレス)』(2010年1月27日発売)の参加ミュージシャンに名を連ね、TBSテレビ系列ドラマ『ROOKIES』、 日曜劇場とんび』、テレビ朝日系列ドラマ『相棒 season11』、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』、『七人の秘書』、テレビアニメピアノの森』、スタジオジブリアニメ映画思い出のマーニー』、映画『この世界の片隅に』等のスタジオ録音に参加し、フジテレビ系列「月9」ドラマ『のだめカンタービレ』ではオーボエ演技指導者として携わった。2022年10月3日スタートのNHK連続テレビ小説舞いあがれ!』のサウンドトラック制作にレコーディングアーティストとして参加。[要出典]

2022年8月17日発売の葉加瀬太郎のニューアルバム「BEAUTIFUL WORLD」のレコーディングに参加。

2023年1月11日スタートのオーケストラを題材にした日本テレビ系列ドラマ『リバーサルオーケストラ』でも劇伴レコーディングに参加している。

2007年7月20日に登録したYouTubeチャンネルオーボエ奏者 最上峰行 もがーみーch』は、2011年3月18日に初めて動画配信を行ったものの 2012年6月23日までに3つの動画配信して放置されていたが、2020年3月29日より徐々に動画公開がペースアップされ、Instagramライブ配信と並行して【モガドライブ】と題して動画アップロード更新が行われている。[要出典]

人物[編集]

小学生の頃にロサンゼルス五輪開会式中継で聴いたジョン・ウィリアムズ作曲オリンピックファンファーレ』の衝撃から音楽に興味を持ち、小学校の金管バンドトランペットを始めた。その後トロンボーンテューバを経験。オーボエと出会ったのは中学2年生。吹奏楽部顧問の先生にオーボエ転向を打診されて始める事になった。

髪型や体型など、その容姿がヴァイオリニスト葉加瀬太郎とよく似ている[3]

著名アーティストとの共演[編集]

葉加瀬太郎30th Anniversary オーケストラコンサート2021および2022 ~The Symphonic Sessions~ と題したフルオーケストラコンサートツアーでは終演の間近にヴァイオリンオーボエデュエットで奏でるスペシャルバージョン曲に編曲された『WITH ONE WISH』で葉加瀬太郎とステージ共演を果たした。

エピソード(ヒゲとサスペンダーの思い出)[編集]

仙台の進学校に入学したものの挫折を味わい中退し、ガソリンスタンド飲食店アパレル店などでアルバイトをしながら、オーボエだけは辞めずに練習していた。 そんな時「時々お店で吹いてみるか?」とマスターから声をかけられ、バーで演奏できる事に。自分で伴奏音源を打ち込み、それをバックにソロ演奏。「若いからなめられないように」とマスターに言われ、ヒゲも伸ばし始めた。それが自分のプロ活動の原点な気がして、以来ヒゲは剃った事がない。東京に出て行く時、店の送別会でスタッフ全員からサスペンダーをプレゼントしてもらったが、初めて燕尾服につけて演奏した時はなんとも言えない気持ちになり、20年以上経ち古くなっているが、今もステージで愛用している。

好きな言葉(信条)[編集]

『努力は割と裏切らない』

『諦めない限り負けはない』

『学ぶ事は真似る事から始まる』

※ 上記はInstagrammogamioboe)に、by 最上小太郎として葉加瀬太郎との共演画像とともに投稿されている。

TV出演[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]