授業参観

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幼稚園での授業参観

授業参観(じゅぎょうさんかん)とは、学校で行われている授業の一環であり、生徒の保護者教室に入り生徒の授業を見ることができる。

概要[編集]

多くの学校では学校行事の一つとして年に数回程度実施している[1][2]。大抵の場合は幼稚園から高等学校までの実施であるが、専門学校大学の中にも実施しているところが存在する[3][4][5]

授業参観の目的として、教員と保護者との信頼関係を深める、学校の教育方針を知る、保護者が家庭では気付きにくい子どもの長所・短所を知るといった目的が挙げられる[1][2]。授業参観後に懇談会を設ける学校も多く、保護者間の懇親のきっかけや情報交換の場ともなる[1][2]

近年では都市部を中心に「学校公開週間」というものも存在し、1週間の間であれば自由に授業参観が可能である。自分の子のクラス以外の授業はもちろん、授業以外の休み時間、給食、掃除、下校指導等も参観対象となる。[要出典]

問題[編集]

最近ではモンスターペアレントによって、以下のような問題行動が起こり、授業参観中のマナーが悪化してきていることが問題視されている[6][7][8]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 小学校の授業参観/ホームメイト”. www.homemate-research-elementary-school.com. 東建コーポレーション. 2024年2月12日閲覧。
  2. ^ a b c 授業参観 実施日時や内容に工夫し、多くの保護者の参加を促す|ベネッセ教育情報サイト”. ベネッセ 教育情報サイト. 2024年2月12日閲覧。
  3. ^ 流通科学大学 父母向けの授業公開
  4. ^ 奥羽大学 父兄会・保護者懇談会等の概要
  5. ^ 学校法人 宮城中央学園 お知らせ 授業参観・PTA総会
  6. ^ 授業参観に関するアンケート 調査結果報告書
  7. ^ 「子育てアンケート」結果について
  8. ^ All About お受験を成功に導く子育てとは