崔毅 (三国演義)

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崔 毅(さい き)は、中国の通俗歴史小説『三国志演義』に登場する架空の人物。

司徒崔烈の弟として、『演義』第3回に登場する。十常侍売官して好き勝手に振舞っているのに嫌気がさし[1]、隠遁していた。何進暗殺によって引き起こされた宮中の混乱のなか、家の裏に太陽が二つ落ちた夢をみた崔毅は張譲段珪とはぐれて行き倒れていた少帝陳留王兄弟を保護する。 その後、少帝らを捜索していた閔貢に出会って段珪の首を見、小帝のもとへ案内した。家に飼っていた痩せ馬を少帝に与え、物語から退場する。

脚注[編集]

  1. ^ 兄である崔烈は売官によって司徒の位を得た。演義では言及していない。

参考文献[編集]