實松尊徳

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實松 尊徳
さねまつ たかのり
生年月日 (1966-11-30) 1966年11月30日(57歳)
出生地 日本の旗 日本 佐賀県千代田町
出身校 久留米大学
前職 佐賀県庁職員
所属政党 無所属

当選回数 1回
在任期間 2024年4月28日 - 現職
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實松 尊徳(さねまつ たかのり、1966年昭和41年)11月30日 - )は、日本の政治家、元地方公務員佐賀県神埼市長(1期)。

経歴[編集]

佐賀県千代田町(現・神埼市)出身。佐賀県立神埼高等学校久留米大学を卒業[1]

1991年佐賀県庁に入庁[2]。さが創生推進課長、人事課長、秘書課長、政策部副部長、文化・観光局長、健康福祉部長などを務める。

2024年3月28日に県庁を退職し、翌29日に前市長の内川修治が同市のふるさと納税PR強化事業を巡る官製談合事件で辞職したことに伴う神埼市長選挙(4月21日告示、4月28日投開票)への立候補を表明した[3][1]

選挙戦は、医師の細川博司との一騎打ちとなり地元選出の国会議員や周辺市町村長らの支援を受け大差で初当選したが投票率は、前回を大幅に下回った[4]。※当日有権者数:25,178人 最終投票率:45.15%(前回比:-21.06pts)

開票結果は、当選 實松尊徳(57歳)無所属 新 9,962票(89.13%)、細川博司(64歳)無所属 新 1,215票(10.87%)だった。

当選後のインタビューでは、「今回の事案がどういうものだったのかしっかり検証して市民の方々に示した上で再発防止策をとっていきたいと考えている」と話しており新たなチェック体制を設けるなど姿勢の”見える化”を進めたいとしている[5]

公約[編集]

公平・公正な行政の推進!

笑顔あふれる子育てしやすいまち 神埼!

  1. 公平・公正な行政の推進
  2. 子育て支援策の充実
  3. 災害に強いまちづくりの推進
  4. DX化を推進する「スマート神埼」の加速
  5. 地域拠点を生かした拠点づくり
  6. 女性管理職の割合20%以上
  7. 高齢者、障がい者施策の充実

詳しくはこちらを参照。

脚注[編集]

  1. ^ a b “元県部長の實松尊徳氏、出馬を正式表明 神埼市長選挙”. 佐賀新聞. (2024年3月30日). https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1218246 2024年4月29日閲覧。 
  2. ^ 佐賀県神埼市長選挙に前県健康福祉部長・実松尊徳氏が出馬へ「信頼回復に取り組む」”. 読売新聞オンライン (2024年3月30日). 2024年4月29日閲覧。
  3. ^ 神埼市長選 実松さん初当選 「公正な行政推進」強調”. 読売新聞オンライン (2024年4月29日). 2024年4月29日閲覧。
  4. ^ 神埼市長選挙 - 2024年04月28日投票 | 佐賀県神埼市”. 選挙ドットコム. 2024年4月29日閲覧。
  5. ^ 日本テレビ. “佐賀・神埼市長選挙で元県職員の新人が初当選 談合事件について「しっかり検証して再発防止策を」|FBS NEWS NNN”. 日テレNEWS NNN. 2024年4月29日閲覧。