奥村輝之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

奥村 輝之(おくむら てるゆき、1920年9月23日 - 2009年5月11日 )は、日本経営者太陽神戸銀行頭取を務めた。

来歴・人物[編集]

大阪府大阪市出身[1]1941年に高文行政科に合格し、1942年京都帝国大学経済学部を卒業し、同年に大蔵省に入省[1]1972年11月に神戸銀行(のちの太陽神戸銀行)常務に就任し、常務、専務、副頭取を経て、1983年6月には頭取に昇格した[1]1987年6月に会長に就任し、1990年4月に太陽神戸三井銀行(のちのさくら銀行)会長に就任し、1991年6月に相談役、1998年7月に常任顧問、2000年4月に名誉顧問を歴任した[1]

関西テレビ放送監査役、兵庫県公安委員会委員長も務めた[1]

1995年11月に勲二等旭日重光章を受章[1]

2009年5月11日急性心筋梗塞で死去[2]。88歳没。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 興信データ株式會社 2009, お289頁.
  2. ^ 2009年 5月15日 日本経済新聞 朝刊 p39

参考文献[編集]

  • 興信データ株式會社『人事興信録 第45版 上』興信データ、2009年。 
先代
塩谷忠男
太陽神戸銀行頭取
第3代:1983年 - 1987年
次代
松下康雄