塑性力学

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塑性力学(そせいりきがく)とは、固体力学の一分野で弾性力学の延長に位置する学問。ただ、弾性力学とは降伏条件や流れ則を用いるなど、考え方に異なる点がある。塑性力学の概念は多くが流体力学から転用されたものである。1867年にイギリスの物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルが提唱した粘弾性モデルが、現代の塑性力学の端緒となっている[1]

脚注[編集]

  1. ^ 瀧澤英男「はじめての塑性力学 ―基本用語とその成り立ち―」『精密工学会誌』第86巻第11号、精密工学会、2020年、868-871頁、doi:10.2493/jjspe.86.868ISSN 091202892022年11月6日閲覧