坂本和昭 (実業家)
坂本 和昭(さかもと かずあき、1958年1月29日 - )は、日本の実業家。坂本ビル株式会社および坂本商事株式会社代表取締役社長。北海道出身。
観光カリスマ百選、北海道地域づくりアドバイザー、地域活性化伝道師(内閣府)を歴任。
来歴[編集]
帯広市生まれ。北海道帯広柏葉高等学校、1980年駒澤大学法学部法律学科卒業。1980年4月、坂本ビル・坂本商事に入社し専務取締役。1992年5月、同社代表取締役社長に就任。
1996年、十勝環境ラボラトリー(TKL)設立し事務局長。2000年、北の起業広場協同組合設立し専務理事。十勝環境ラボラトリー(TKL)専務。2001年7月、北の屋台(帯広市西1条南10丁目7)開業、専務理事。「北の屋台読本」(メタブレーン社刊)を出版。 2002年、十勝環境ラボラトリーが「十勝場所と環境ラボラトリー」と名称変更。2003年、株式会社地遊舎を設立し取締役。
2005年3月、「観光カリスマ百選」(国土交通省・内閣府・農林水産省)に選定される(カリスマ名称「屋台村を核とした観光・地域づくりのカリスマ」)[1]。
2006年、北海道地域づくりアドバイザー、北海道総合開発委員会参与(北海道)。 2006年7月、坂本ビル4階に「シニア ケア ショップ パーム」を開業[2]。
2006年12月十勝場所と環境ラボラトリー解散。2007年3月北の起業広場協同組合専務理事退任[3][4][5]。
2007年、地域活性化伝道師(内閣府)[6]。
2017年、日本唯一のマジック専門博物館「マジック・ミュージアム」を開設[7][8]。趣味のマジックは玄人はだし[9]。大学時代にプロマジシャンのジミー忍に師事[10]。なお、自身が経営する坂本ビル3階の私設博物館「マジック・ミュージアム」については、新型コロナウイルス禍による入居テナント撤退によりビルを売却する方針となったため2022年11月1日で閉館し、展示品のマジック関連グッズ約4万5千点は加森観光(札幌)に無償で譲渡された[11]。
受賞[編集]
- 2002年
- 北のまちづくり賞(北海道知事賞)
- 北海道新聞社北のみらい奨励賞
- 2004年
- 日本都市計画家協会賞・大賞
- あしたの日本を創る協会ふるさとづくり賞(内閣総理大臣賞)
- 2006年 ホクレン夢大賞(農業応援部門大賞)[12]
- 2015年 日本奇術協会 功労賞[13]
著書[編集]
- 「北の屋台読本」わくわく地域再発見ネットワーク 2001.7
- 「北の屋台繁盛記―北海道十勝の元気プロジェクト」プロット 2005.7[14]
- 「人間万事塞翁が馬 : 観光カリスマ坂本和昭エッセー&コラム集」クナウマガジン 2015.4
出典[編集]
- ^ 観光庁. “観光カリスマ一覧”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 坂本ビル. “坂本商事㈱・坂本ビル㈱ 沿革”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 札幌学院大学. “経済学部 公開講座「観光とスポーツの経済学」2011.4-7”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 駒澤大学同窓会. “北海道 十勝支部”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ FM jaga. “jagapress_32.pdf”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 北海道. “アドバイザー44 坂本和昭氏(北海道地域づくりアドバイザー)”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 帯広、十勝のラジオ局 FM WING. “「グランドオープン!日本で唯一のマジックミュージアム」2017年5月29日”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 全国郷土紙連合. “「貴重な奇術道具が帯広に プロ団体から寄贈」2018.9.28”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 紀伊国屋書店. “著者紹介”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 毎日新聞. “「マジック博物館 会社社長の坂本さん、自社ビルに来夏開設」2015年12月8日”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “帯広のマジック博物館閉館 コロナ禍で入居ビル売却 展示品はルスツリゾートへ”. 北海道新聞. 2022年11月1日閲覧。
- ^ 北海道印刷工業組合. “記念講演会「まちづくりマジックの種明かし」北海道の印刷6月号”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 日本奇術協会. “マジックわくわく便り 「功労賞・坂本和昭(ミュージアム・マジック館長)」2015年12月”. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 紀伊国屋書店. “著書”. 2020年8月15日閲覧。