善行院 (京都市)

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善行寺
本堂
所在地 京都府京都市上京区妙顕寺前町514
山号 日洋山
宗派 日蓮宗
本尊 一塔両尊四士
創建年 1466年文正元年)
開山 恵眼院日富
別称 西陣の妙見宮
札所等 洛陽十二支妙見めぐり・子(北)
法人番号 6130005002080 ウィキデータを編集
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善行院(ぜんぎょういん)は、京都府京都市上京区にある、日蓮宗寺院。山号は日洋山。日蓮宗大本山妙顕寺塔頭寺院洛陽十二支妙見霊場の一つ、唯一天拜の妙見大菩薩を祀る。洛陽十二支妙見めぐりでは最初の子年、西陣の妙見宮として知られる。

洛陽十二支妙見 西陣の妙見宮

歴史[編集]

1466年文正元年)に恵眼院日富上人によって開山された。

第111代後西天皇(1638年-1685年)が皇居清涼殿にて国家安穏を祈念した妙見大菩薩が祀られている。後西天皇がある日、「法華経によってこの妙見大菩薩を祭祀せよ」という霊夢をみたことにより、妙顕寺に移された。1830年文政13年)に第二十八世日謙上人が妙見堂を建立して以後、善行院にて祀られることとなった。

1861年(文久元年)には洛陽二十八宿妙見の十二番札所として栄え、天拜の妙見様として近隣の信仰を集めた。

廃仏毀釈により、一時衰退するも1986年昭和61年)の洛陽十二支妙見復興に伴い、十二支最初の「」年の妙見宮として再興された。

外部リンク[編集]