加美駅
加美駅 | |
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南口(2019年12月) | |
かみ Kami | |
◄JR-Q24 久宝寺 (1.7 km) (1.5 km) 平野 JR-Q22► | |
所在地 | 大阪市平野区加美鞍作一丁目1-37 |
駅番号 | JR-Q23 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 関西本線(大和路線) |
キロ程 |
166.0 km(名古屋起点) 加茂から45.1 km |
電報略号 | カミ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
6,883人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)4月1日 |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 大阪市内駅 |
加美駅(かみえき)は、大阪府大阪市平野区加美鞍作(かみくらつくり)一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である。駅番号はJR-Q23。「大和路線」の愛称区間に含まれている。
歴史[編集]
- 1909年(明治42年)
- 1969年(昭和44年)3月6日:橋上駅舎化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[5]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始。
- 1998年(平成10年)7月8日:自動改札機を設置し、供用開始[6]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。
- 2009年(平成21年)10月4日:大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
- 2015年(平成27年)11月28日:エレベーターの使用を開始。
- 2016年(平成28年)1月13日:バリアフリー化工事がすべて完成。
- 2018年(平成30年)
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する[1]地上駅で、橋上駅舎を持つ。分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。
トイレ(男女、多目的ともに水洗式)は2番のりばにある。エレベーターは改札内(奈良方面と天王寺方面に1台ずつ)と改札外(南口に1台)に合計3台設置されている。待合室は設けられていない。ホーム有効長は6両。キヨスクは撤去された。
八尾駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 大和路線 | 上り | 王寺・奈良方面 / 高田方面[8] |
2 | 下り | 天王寺・JR難波・大阪方面[8] |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
-
北口(2020年1月)
配線図[編集]
↑ おおさか東線 放出方面 | ||
← 関西本線 JR難波方面 |
→ 関西本線 加茂方面 |
|
凡例 出典:[9] |
バリアフリー化工事[編集]
2014年(平成26年)9月頃よりバリアフリー化の工事が開始され[10]、2015年11月28日からエレベーターが使用開始、2016年1月13日に多目的トイレを含む全ての工事が完成した。バリアフリー化後は、エレベーター3基(改札内上り、改札内下り、改札外南側)、階段の2段手すり、内方線付点字ブロック、多機能トイレ(下りホーム)が整備された[11][12]。工事の進捗に伴い、2014年12月20日から改札外の南側階段が使用停止され[13]たため、朝・夕時間帯(6時30分~9時および16時~22時)のみ下りホーム直結の南改札口が設置されていた[14]。
利用状況[編集]
2008年度に特に乗車人員が減少(-946人)したが、これは当駅から北東約100 mの場所におおさか東線の新加美駅(2008年度の乗車人員は1日平均1,302人)が開業した影響である。
「大阪府統計年鑑[15]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 11,428 |
1998年 | 11,279 |
1999年 | 11,096 |
2000年 | 11,141 |
2001年 | 10,965 |
2002年 | 10,681 |
2003年 | 10,733 |
2004年 | 10,678 |
2005年 | 10,533 |
2006年 | 10,521 |
2007年 | 10,403 |
2008年 | 9,457 |
2009年 | 9,127 |
2010年 | 9,146 |
2011年 | 9,096 |
2012年 | 9,169 |
2013年 | 9,199 |
2014年 | 8,816 |
2015年 | 8,854 |
2016年 | 9,011 |
2017年 | 9,111 |
2018年 | 8,871 |
2019年 | 8,534 |
2020年 | 6,967 |
2021年 | 6,883 |
駅周辺[編集]
近接しておおさか東線の新加美駅が存在するが[1]、乗換駅とはみなされておらず[1]、両駅を介した運賃通算の制度も設けられていない。よって平野方面からおおさか東線を利用するには、隣の久宝寺駅で乗り換えとなる。
駅周辺には中小企業の工場が多い。タクシー乗り場はなく、駅前ロータリーも整備されていない。
- 駅南側
- 重要文化財 奥田邸
- がんこ平野郷屋敷
- 菅原神社
- 善正寺
- 鞍作寺
- 鞍作公園
- 日本郵便 平野加美西郵便局
- 平野区役所加美出張所
- 大阪市立平野区老人福祉センター
- 大阪市立加美南中学校
- 大阪市立加美南部小学校
- 大阪市立平野図書館
- 松井記念病院
- JA大阪市加美南支店
- スーパーサンコー加美店
- コーナンPRO平野店
- アイコム本社
- 大阪府道5号大阪港八尾線
- 大阪シティバス「加美」停留所 - 19号系統
- 駅北側
- 新加美駅(おおさか東線)
- 久宝寺緑地
- 平野加美東郵便局
- 大阪市営加美絹木住宅
- 大阪市立加美中学校
- 大阪市立加美小学校
- 大阪市立加美東小学校
- 平野ドライビングスクール
- 加美自動車教習所
- 大阪シティ信用金庫 加美北支店
- 万代 加美店
- ドラッグストア サーバ 平野加美東店
- ヤマト運輸 平野加美営業所
- 寺崎電気産業 加美工場
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、23頁。
- ^ 「鉄道院告示第13号」『官報』1909年3月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 朝日新聞出版分冊百科編集部 編8 関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線、曽根悟 監修、朝日新聞出版、2009年8月30日、13頁。
- ^ 「橋上駅舎がオープン 関西本線の加美駅」『交通新聞』交通協力会、1969年3月9日、3面。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、343頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ a b “加美駅|時刻表:JRおでかけネット”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2022年9月28日閲覧。
- ^ 飯島正泰「2019年3月16日全線開業 おおさか東線 工事・路線の概要」『鉄道ピクトリアル』第960巻、電気車研究会、2019年6月、107頁。
- ^ “平成 26 年度 第2回 平野区行政連絡調整会議 議事要旨” (PDF). 平野区. 2015年1月2日閲覧。
- ^ “JR加美駅 エレベーター設置”. 杉村幸太郎. 2015年1月2日閲覧。
- ^ “「加美」の名にふさわしい、美しい駅へ。”. 西日本旅客鉄道. 2016年7月18日閲覧。
- ^ “加美駅構内図:JRおでかけネット” (PDF). 西日本旅客鉄道. 2015年1月2日閲覧。
- ^ 駅掲示のポスターより
- ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 加美駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道